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【オバ記者連載44】仕事や家事の合間にできる「ずぼらヨガ」にチャレンジ

当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。「痩せてイイ男と結婚したい!」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか?

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写真3枚

今回は、ずぼらなオバ記者が「私にぴったり」と始めたエクササイズについて。

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数年前から、鍼、マッサージ、エステ。どこに行っても「顔と脚のむくみが取れると、ずいぶんスッキリ見えますよ」と言われるの。

確かにねぇ。朝、鏡を見ると目と鼻が顔肉に埋もれて、まるで水死体。それにこの季節、気象病というらしいけど、低気圧が東シナ海で発生すると体がどお~んと重く、だるくなるんだわ。「明後日から天気が崩れるよ」と、天気予報より正確だわよ。

本当にひどくなると、覚悟を決めて寝るしか手がないけど、たいがいはそこまでいかない半病人状態。ぼーっ、だらり。ふぅ~、ごろ~ん。サーキットトレーニングジムから「来てくださいよ」と電話がかかってきて、「さて!」と何度かけ声をかけても、体に芯が通らないんだって。こんなことを続けていたら、せっかくぽちりぽちりと落ちてきた体重が、またいつ息を吹き返して暴走するか。

そんなときに書店で見つけたのが、『ずぼらヨガ』(飛鳥新社)という本。ヨガは50代に入ったころから始めて、その効能も気持ちよさを知っているつもり。でも本格的にやるとなると、1時間とか、1時間半とか、まとまった時間をつくらなくちゃならない。それが億劫でついつい足が遠のいていたの。

ところが、“ずぼら”は、『会社のデスクでもトイレでも布団でもいつでもどこでも…』と、本の帯に書いてある。仕事や家事のすき間の時間でできるから、ずぼらな私にはぴったり。しかも、4年前まで、自律神経失調症で、無気力で、ひどいときは4日間、ベッドから動かなかった漫画家の著者が、ヨガで少しずつ体が変化した実体験がもとになっているから、説得力があるんだわ。

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