フード

【夏野菜カレー】ほうれん草たっぷりの「グリーンカレー」でアンチエイジング

暑さで食欲が落ちる人も少なくない夏。そんなときには、栄養素たっぷりの野菜を使ったカレーをどうぞ。

lecreuset_greencurry01
写真2枚

フランス生まれのキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ」の鍋は、煮崩れせずに野菜のうまみを引き出してくれるので、カレーの調理にもぴったりなのだとか。

そこで、同社の管理栄養士である河崎さんに、「β-カロテン」が豊富なほうれん草を使った「グリーンカレー」を教えてもらった。

カロリー(1人分)…595.7kcal 調理時間…40分(粗熱をとる時間を除く)

材料(3人分)

鶏ももひき肉…150g 酒…大さじ1 サラダ油…小さじ1 玉ねぎ(薄切り)…200g セロリ(薄切り)…50g にんじん(薄切り)…40g にんにく(すりおろし)…小さじ1 しょうが(すりおろし)…小さじ1 塩…小さじ1/2 ほうれん草…1束(170g) 水…100ml 塩、白コショウ…適量 ココナッツミルク…1缶(400ml) サラダ油…大さじ1 香菜…適宜

【A】カレー粉…大さじ1 ウスターソース…大さじ2 ナンプラー…大さじ2
【B】ズッキーニ(斜め切り)…60g ブロッコリー(小房)…60g ソーセージ(薄切り)…3本

下準備

・ほうれん草は塩(少々)を加えた熱湯で茹で、水にとる。水気をとってから、みじん切りにしておく
・鶏ももひき肉は、酒をふりかけておく
・ズッキーニは、縞模様になるようにピーラーで皮をところどころ剥いてから、7mm幅の斜め切りにする

作り方

【1】鍋にサラダ油(小さじ1)を中火で熱し、鶏ももひき肉を入れて、軽く色が変わるまで炒める。粗熱がとれたら、ココナッツミルクとほうれん草を合わせる。ミキサーでなめらかになるまで攪拌(かくはん)して、鍋に戻し入れる
【2】玉ねぎ、セロリ、にんじん、にんにく、しょうが、分量の水、塩(小さじ1/2)を加えて中火で沸かす。ふたをして15分ほど弱火で煮る
【3】【1】を鍋に戻し、【A】を加えてひと煮立ちさせる
【4】フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れて、中火で熱し、ズッキーニ、ブロッコリー、ソーセージを加えて炒める。塩、コショウで味を整えて、【3】の鍋に加える
【5】トッピングに香菜を散らす

* * *

ABCHealthLabo_201701_hourenso
写真/アフロ
写真2枚

「グリーンカレー」が美容とダイエットにうれしい理由

ほうれん草には、免疫力アップに役立つ「β-カロテン」が豊富。このほか、貧血予防に効果が期待できる「ヘム鉄」も含まれていて、これは「ビタミンC」と共に摂ると吸収率がアップ。

「このカレーには、『ビタミンC』がいっぱいのブロッコリーが入っているので、相互作用でほうれん草に含まれる『ヘム鉄』をより吸収することができます。夏風邪の予防にもオススメのカレーですね」(河崎さん)

また、ズッキーニはカロリーの低さがダイエット中にうれしい夏野菜。「カリウム」を含むので、デトックスの効果も期待できるという。

【関連する記事をチェック!】
【夏野菜カレー】かぼちゃが甘い「イエローカレー」で3つのビタミンを摂取!
【旬菜】風邪予防やアンチエイジングに。「ほうれん草」のレシピ6選
【今が旬!】脂肪燃焼や美肌に◎「ブロッコリー」の痩せレシピ6選
痩せるレシピがおいしく進化!大人気「やせおか」の「レンチンレシピ」BEST5
【ダイエットなんでもQ&A】美くびれ&美背中を同時に作る「お座りエクサ」

監修:河崎憲子(かわさき・のりこ)

「ル・クルーゼ」 ホームエコノミスト、日本野菜ソムリエ協会認定シニア野菜ソムリエ。「ル・クルーゼ」の公式レシピ開発に加え、商品特性の分析・研究など、消費者に深く「ル・クルーゼ」の使い方や魅力を知ってもらうための普及活動を行っている。公式サイトは、http://www.lecreuset.co.jp/