ヘア＆メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、プチ断食のススメ。
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最近、天候不順と更年期があいまって、不調気味。特に食べすぎるとダメ。実は私、すごい大食漢で、それを知らない人がびっくりするくらい食べてたんです。でも、食べられなくなっちゃった。うれしいような、でも、ちょいさみしい…大人になるってこういうことなのね。なのに、つい今まで通り食べちゃって、調子が悪くなる…この繰り返し。
「胃が重い」とか「胸焼けする」とか、私にはないワードだったんだけどな。なので、胃腸の疲れをリセットするために、3日間、自宅で私流のプチ断食をしたんです。
私のプチ断食は「固形物を食べない」というもの。例えば甘酒や具なしのおみそ汁、コンソメスープなど液状のものだけを摂るようにするんです。巷のおしゃれな人たちは、“ジュースクレンズ”とかしてるけど、私、ジュースだとどうも体が冷えちゃうんですよ。だから、温かいもので。
プチ断食のお腹にやさしいお米のチカラ
つらくないの？と聞かれますが、案外大丈夫。ポイントは3度の食事の時間帯に、食事を摂るようにゆっくりおみそ汁やスープを摂ること。合間にすごくお腹が空いてしまったら、梅干しを入れたほうじ茶を飲んでました。
そしてプチ断食明けはいきなり普段通りのものを食べずに、おかゆから、徐々にいつもの食事に戻していきます。断食明けのおかゆのおいしさったら！
プチ断食はダイエット目的ではありませんが、体が軽くなり、お腹がペタンコになって大満足！ 食べたらすぐに戻ったけどね（笑い）。
おいしいものがいっぱいの秋ですが、量はほどほどに。大人はおいしいものをちょっと、がいいですね。
米と米麹だけで造られたノンアルコールの甘酒
金沢の老舗酒蔵・福光屋が造る甘酒。添加物、砂糖、塩も不使用のやさしい甘さ。酒蔵仕込み 純米 糀甘酒 150g 248円（編集部調べ）／福光屋 電話：0120-293-285
ほんのり香ばしい焼き玄米のおかゆ
玄米を丸ごと食べやすいフレーク状に焼き上げ、白米とブレンド。お湯を入れて60秒で食べられる、乾燥のおかゆ。白がゆ 400円（編集部調べ）／こだま食品 電話：084-972-7777
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山本浩未（やまもとひろみ）
ヘア＆メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『同窓会で二番目にキレイになるには…』（小学館）も好評。