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【スーパーフード】ローラやミランダ・カーも実践!スーパーミルク健康法

スーパーミルクにはいったいどんな健康効果があるのだろうか? それぞれみてみよう。

代謝促進や冷えの改善などに役立つ「ライスミルク」

ライスミルクはほんのりとした甘みと、とろっとした質感が特徴。米食の日本人になじみやすい。痩せやすい体作りやデトックス、ストレス解消に効果がある「GABA」という天然アミノ酸などの成分を多く含む。

筑波大学 生命環境系教授の北村豊さんは言う。

「精白米から作ることもできますが、より栄養価が高い玄米で作ったほうがおすすめです。

玄米には、炭水化物の分解を促す「ビタミンB1」、体脂肪を燃やす働きをする「ビタミンB2」、たんぱく質の分解・合成をサポートする「ビタミンB6」など、ビタミンB群が豊富に含まれて、代謝をアップさせてくれるので、太らない体作りに役に立ちます。

また、糖質の吸収速度と血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる上、便通を改善する水溶性食物繊維が、精白米の6倍含まれています」

アンチエイジング効果が期待できる「アーモンドミルク」

アンチエイジング効果のある「ビタミンE」を多く含むアーモンドミルクは、若々しい体作りにぴったり。ミランダ・カー、アン・ハサウェイ、グウィネス・パルトロウらといったセレブが、その完璧なスタイルと美貌を保つため、こぞって愛飲しているという。

「抗酸化作用をもつビタミンEには、がんや心臓病などの病気から身を守ってくれるほか、血行をよくするので、代謝の促進や冷えの改善にも効果が期待できます。

また、アーモンドミルクの主成分である『オレイン酸』は、不飽和脂肪酸という種類の脂質。これには、血中の善玉コレステロールの値を上げて、悪玉コレステロールを下げる働きがあります。心筋梗塞や脳梗塞などのリスク軽減に役立つほか、くすみや肌荒れ予防にもつながります。オレイン酸は加熱しても栄養成分が壊れにくいので、スープなどの料理に加えることができます。

そのほか健康維持に欠かせない、カルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムといったミネラルも含んでいます」(井上さん)

太りにくい体作りをサポートする「ココナッツミルク」

ココナッツの白い胚乳部分をすりおろし、水を加えて漉して絞って作るココナッツミルク。これは、脂肪の燃焼や食欲の抑制、疲労回復、認知症予防に役立つ「中鎖脂肪酸」などの成分を含むという。

Anneさん(@weheartit.here)が投稿した写真

「中鎖脂肪酸は脂肪がたまりにくくなるほか、疲労回復時に向いています。さらに、糖質を控えた上で中鎖脂肪酸を摂取すると、『ケトン体』を作り出します。ケトン体は体に蓄積されると空腹を感じにくくなるので、太りにくい体作りのサポートとなるでしょう。脳のエネルギー源にもなり、認知症の予防や改善にも効果があるとされています」(井上さん)

毎日の食生活に補助的に取り入れ、いつまでも若々しく元気で美しい体をめざそう。

※女性セブン2015年9月3日号

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