ヘアケア

白髪を染める女性は64%!グレーヘアに躊躇する日本人の心理

女性セブンの読者からなるセブンズクラブ会員(全国の20代から80代の男女)のうち、女性666名を対象に白髪染めに関するアンケートを実施した(実施期間2018年3月30日~4月4日)。その結果、「白髪を染めている」が64%、「染めていない」が36%だった。また、「本当は白髪を染めたくない?」との質問では、「はい」が48%、「いいえ」が52%だった。

666人アンケートでわかったみんなの白髪事情(写真/アフロ)
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今回の結果では白髪を染めずにそのままにしている人は36%だったが、近頃は白髪を染めない女性が増えつつあるという話もある。美容愛好家の野毛まゆりさんに、40代以上の女性のヘア事情について聞いた。

「確かに、“白髪は染めなければならないもの”という考え方は、常識ではなくなったように感じます。白髪(グレーヘア)の人も徐々に増えていますが、まだ染めている人が多いのが現状です。実際、40代以降の女性に髪の悩みを聞くと、最も多いのが白髪なんです」(野毛さん、「」内以下同)

つまり、白髪を染めていない人が36%というこのアンケート結果は妥当といえそうだ。

「グレーヘアにしたくてもできない原因には、日本人の多くが、加齢による変化を受け入れがたいと感じているから。また、本人が白髪染めをやめたくても、家族から反対されるケースも多いようです」

とはいえ、白髪にいちいち悩むくらいなら、加齢を受け入れ、ありのままの自分でいようという考え方も広まりつつある。今は、白髪を受け入れるか否かの過渡期なのかもしれない。実際に、白髪染めをやめた人に話を聞くと、「シミやしわも受け入れられるようになった」と話してくれた。

白髪が似合うのは毛量が多い人

では、どんな人でもグレーヘアは似合うのだろうか。

「白髪にするとボリュームが少なく見えるため、毛量が多く、毛の1本1本が太い人は似合います。ショートやボブのヘアスタイルにすると、白髪でもスタイリッシュに見えますよ。髪が細く、へたりがちなら、信頼できる美容師さんとスタイルやケア方法を一緒に考えるのがおすすめです」

ただし、白髪でもだらしなく見せないためには、こまめにカットし、ケアすることが重要だという。いつかは染めることから解放されたい…。そう思ったら、今から準備を始めてはいかがだろうか。

※女性セブン2018年5月3日号

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