不調改善

遺伝子検査がキットや病院ではなくダイエットジムでできる!【パーソナルトレーニングジム潜入】(WATRICK)

ダイエットの方法は数あれど、自分に合ったダイエットを見つけるのは本当に難しい。炭水化物を食べると太りやすい人、脂質を食べると太りやすい人…、と体質はさまざま。その理由は遺伝子にある。生まれ持った遺伝子はひとりひとり異なり、「遺伝子の組み合わせ=DNA」が人それぞれ違うのだ。

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんとエクササイズを体験する女性
写真9枚

今回紹介する「WATRICK(ワトリック)」はその遺伝子に着目し、その人の体質に合った太らない生活習慣を身につけるための道筋、正しい痩せ方を提案してくれるパーソナルジムだ。そこで、運動が苦手で、食事制限でなんとかスタイル調整をしているダイエット難民のライターIが潜入!

遺伝子検査の専門機関が作ったダイエットジムとは?

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さん
「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さん
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「WATRICKは2万5000人以上の遺伝子検査を行ってきたDNAの専門機関が運営するジムです。遺伝子に着目することで、お客様の体質がわかり、どんなダイエット方法なら、楽に痩せられるのかを判断することができるのです」と語るのはインストラクターの大西舞さん。ダイエットをしたことがある人ならば、流行りのダイエット方法を試しても痩せなかった経験があるはず。“無駄な努力”をしなくていいなんてすごい! そんなわけで体験がスタート。

まずは「DNAタイプチェック」。遺伝子検査機関直営のメリットを生かし、いくつかの質問からDNAタイプを以下のように3つに分類するという。

【1】お腹ポッコリDNA
【2】筋力不足DNA
【3】下半身太りDNA

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんと体験する女性
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結果はその場で判明し、分類に沿った「運動メニュー」を作成してくれる。具体的にどんな運動メニューなのか聞いてみると…。

「太りやすい部分はその人のDNAによって異なっているんです。日本人女性にありがちな体形の悩みが上記の3つ。例えば、【1】お腹ポッコリDNAの人が筋力をアップさせようとするのは非効率。まずは体脂肪を落とすことから始めるのが正解なので、軽めの負荷をかけながら回数多くこなすトレーニングがベスト。すると、筋力アップをする無駄を省くことができるということ。つらさを軽減して、効率的なダイエットを叶えることができるんです」(大西さん)。

ライターIの場合は【2】筋力不足DNAなので、脂肪を落とすことよりも、重めの負荷をかけながら回数を少なめにして筋力をアップさせるトレーニングが必要なのだとか。ちなみに、【3】下半身太りDNAの場合は、高負荷と低負荷の運動を繰り返す「インターバルトレーニング」。強弱のある運動を繰り返して、息を上げて体脂肪を落としながら引き締める方法だそう。体質によって、こんなにもやり方が異なってくるとは!

おすすめ!食事制限なしの「食べ方アドバイス」も

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんから遺伝子検査の説明を受ける女性
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こうしたダイエットプログラムでは、食事制限がつきもの。「WATRICK」の場合、「DNAタイプチェック」に基づいて3つの体質別NG食べ方を提示してくれる。ダイエット中に食べない方がよいとされている物であっても、その人のDNAによっては問題ないことも多いそう。食事においても“無駄な努力”や食べたいものが食べられないストレスを解消してくれる。

3つの体質別NG食べ方は以下の通り。

【A】糖質NG DNA
【B】食事制限NG DNA
【C】脂質NG DNA

「Iさんの場合は【B】食事制限NG DNAです。その場合は卵を追加してタンパク質を摂取するように心がけてください。外食でハンバーグを食べるときは、目玉焼きをトッピングするのがオススメです」(大西さん)。

食べることが生きがいのライターIにとって、ダイエット中に実践しやすい食べ方のアドバイスや食事のアレンジ方法をもらえるのはとてもありがたい。

30分の「パーソナルトレーニング」を体験!

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんとバランスボールに座る体験者の女性
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続いて30分のパーソナルトレーニングがスタート。DNAタイプチェックで明らかになった体質に加え、その人の筋肉の付き方や骨格にあったトレーニングを行う。

「Iさんの場合、【2】筋力不足DNAなので、広背筋など大きな筋肉をしっかりと鍛えることが大切です。大きい筋肉が鍛えられるベンチプレスやベントオーバーなどの器具で負荷をかけて、姿勢改善やたるんだ体を引き締めていきます」(大西さん)

まずはバランスボールで体を緩め、体幹が意識できるストレッチから。

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんとバーベルをあげる体験者の女性
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お次はスクワット。「初回なのでバーベルの負荷は軽めからスタートしますね」(大西さん)。わかりやすく、なぜその動きを行うか理由を説明してくれるので、無駄なトレーニングが省かれていることを実感できる。とはいえ、まったくと言っていいほど、運動をしないライターIにとって、たとえ負荷が軽くても、とてもツライ…。1回、バーベルを上げると、それだけで膝と腰に負担がどっしりと繰る感じ。それでもなんとか持ち上げていく。ちょっとやそっとじゃ汗をかかない、冷え性なIの額にほんのりと汗が。

心が折れかけると「あと少しがんばりましょう」と明るく励ましてくれる大西さんの声援を受けながらスクワットが完了。

その後、使った筋肉をクールダウンするストレッチを行ってプログラムがすべて終了。もっといろいろなことをしなければならないと想像していたが、とってもシンプルな内容と感じたと伝えると「遺伝子に合ったものだけのメニューだからこそ。最小限のメニューで大きな効果が得られるんですよ」(大西さん)。

「WATRICK(ワトリック)」のインストラクター大西舞さんとプロテインを飲む女性体験者
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トレーニングが終了すると、プロテインドリンクのサービスがある。3パターンの体質に合わせてプロテインドリンクも3種類あり、ライターIの場合はタンパク質を効率よく吸収できる成分をプラスしたもの。

「プロテインドリンクが飲みにくいと感じる女性の方も飲みやすいように開発した当社のオリジナルなんですよ」(大西さん)

冷たいココアを飲んでいる感じで、まるでご褒美スイーツのようにおいしかった!

専用アプリで体形キープをサポート

トレーニングを終えると、DNAタイプチェックで判明した「太り方・痩せ方の特徴」や「運動、食事の仕方」などをまとめたアドバイスシートがもらえる。

「アドバイスシートを参考に今までのダイエットを見直すと、楽に効率よくキレイな体形を手に入れることができます!」(大西さん)

また「WATRICK」専用のアプリもあり、ジムや自宅で計測した体のデータ管理や食事の作り方やアレンジの仕方、さらには自宅で行う宿題もすべてスマホで見ることができるてかなり便利。

「WATRICK(ワトリック)」のアプリ画面
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本格的なDNA検査をすればもっと自分を知れる

遺伝子検査をする器具を手にする女性体験者
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より具体的に自分の体を知りたい人は本格的な遺伝子検査を別料金で受けられる。検査結果がわかるまで約2週間。DNAを調べると、想像以上にたくさんのことを知ることができるとか。「WATRICK」の遺伝子検査は完全オリジナルで、美しい体を保ち、健やかな生活を送るための必要な情報を詰め込んだ、わかりやすくムダのないレポートを独自で開発したもの。

「検査結果が変わることはないので、一生に一度受ければ、ご自身がどんな体質で、どんな遺伝子リスクを持っているのかがわかります。しっかりと自分の体について把握していれば、将来にも備えられるのでおすすめです」(大西さん)

とにかく無駄な運動をしたくないライターIにとって、まさに救世主! これなら続けられそうな予感。

撮影/手塚 優(BOIL) 取材・文/石井奈保子

【データ】
「WATRICK」
オープン日:2017年6月1日
住所   :東京都港区白金3-12-5 ApartmentKURO白金高輪401
電話番号 :03-6721-0233
営業時間 :10:00~21:00 不定休
利用料金 :入会金3万240円(税込) 遺伝子検査付きダイエットプログラム(60分/1セッション)[月3回:4万2120円(税込)]、[月4回:5万3784円(税込)]、[月8回:8万4672円(税込)] ※1日1名限定無料体験実施中
アクセス :都営三田線「白金高輪駅」より徒歩7分、東京メトロ日比谷線「広尾駅」より徒歩15分、都営バス「三光坂下」より徒歩3分
https://watrick-dna.com/

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