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栄養満点の「すいかレシピ」。更年期の不調やダイエットにも有効

野菜や魚には季節がある。出荷が始まる「走り」、食べ頃の「旬」「盛り」、終盤の「名残り」…。

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このとき、栄養価は最大、価格は最低となる。そこで、料理研究家の松田美智子さんが、“最旬”食材のスイカの選び方やレシピを楽しむコツをご紹介。残暑厳しい時期のダイエットに取り入れて。

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更年期の「つらい」やダイエットに役立つ、スイカの栄養素

「栄養バランスに優れた天然水」といってもよく、デトックス効果のあるすいかは、更年期の不調にもぴったり。豊富なビタミンAが髪や爪もきれいに保ってくれる。高栄養・低カロリーなのでダイエットにも◎。ただし“水と油”のセオリー通り、油脂こってりの料理との食べ合わせには要注意。

おいしいスイカの選び方は?

昔はすいかを手で叩いて、その音で成熟度を見極めたけれど(完熟だと“ボンボン”と澄んだ音、未熟だと“ポンポン”と高い音)、最近では切り分けて販売されていることも多い。その場合は、皮の薄緑と濃緑の模様がくっきりしていて、実は切り口がシャープで崩れていないものを選んで。

保存はぴっちりとラップで。劣化が早いのですぐに食べ切って

すいかは丸のまま冷蔵庫で冷やさないこと。ラップを十字になるよう2枚敷き、その上に切り分けたすいかを置いて交互にぴっちりと包む。すいかは収穫後、追熟しないため、冷えすぎると甘みも半減。なるべく早く食べきること。

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