エクササイズ

1回15秒!下腹ダイエット|下腹ヘコませポーズで効果的な方法を伝授

即効!下腹をヘコませるポーズのやり方

下腹をヘコませるのに、ハードな動きは必要ない。このポーズを毎日続けることで効果が表れるのだ。簡単そうに見えるが、正しくやるとお腹への刺激が感じられますよ。

●両手を上げて重ねる

両手を上に上げて重ねて、下腹をへこませるポーズをする波多野賢也さん
下腹ヘコませポーズをする波多野賢也さん
写真7枚

両腕をまっすぐに上げ、頭を挟むようにして手のひらを前に向け、しっかり重ねる(左右どちらが前でもOK)。指は絡ませないこと。

●腹式呼吸は基本
【1】息は3秒かけて鼻から吸い、お腹を膨らませる。
【2】一気に口から吐き出し、お腹をヘコませ、ぺたんこにする。

●下腹ヘコませポーズのやり方
【1】まっすぐに立ち、かかとをつけてつま先は90度に開く。
【2】両腕を上げて重ね、鼻から息を吸う。
【3】息を一気に口から吐きながら、つま先立ちをする。かかとは必ずつけたまま上げ、そのまま7つ数える。手が天井の方にひっぱられるようなイメージで、【1】~【3】を2回行う。

“下腹ヘコませポーズ”のポイントは、体を伸ばすことだ。

「筋肉は縦に伸ばすと、すっと伸びていきます。力を入れず、まっすぐ伸びることで、骨盤のゆがみを正せ、下腹がヘコむだけでなく、疲れやすいなどの不調も改善されます」

これを、朝晩2回ずつ行い、2週間以上続けたい。

「もちろん、朝か夜かだけでも、時間がある時に行うのでも構いません。ポーズにかける時間は1回15秒。それを2セット30秒行えば充分です。腹式呼吸をしながら行うことで、体中に酸素を取り込め、代謝が上がるので、インナーマッスルも鍛えられます」

骨盤は毎日、整えないとすぐにゆがんでしまう。最低でも1日1回は必ず実践しよう。

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運動も!生活に取り入れて下腹ポッコリを解消する方法

「1週間に1回ジムに通うよりも、毎日の生活で活動した方が痩せやすい体になります」と佐藤さんは言う。ちょっとしたすきま時間を使って、“下腹ヘコませポーズ”をとり続ければ、お腹はヘコんでいく。継続は力なり。

【起床】起き抜けすぐに
ポーズは、朝起きてすぐに行うのがベスト。「朝、骨盤の位置を整えておくと一日中よい状態で過ごすことができます。体を伸ばすことで、目覚めもよくなりますよ」(波多野さん・以下同)。

【仕事・家事】電子レンジでチンする間に
家事の合間にポーズをとると、運動量も上がる。電子レンジで加熱している間に行うのも◎。手を上げられない状態の時は、つま先立ちをするだけでも充分に効果がある。

【買い物】歩く前にも!
歩く前にポーズをとると、歩く時に足への負担が減る。歩く時は目線を上げて大股で歩き、足はかかとから下ろすようにしよう。

【食事】食事の前にも
食事は、基本的に3食キチンと摂り、何を食べてもOKだ。「ポーズをとると代謝が上がるので、食事はいつもの通りで問題ありません。ただし、内臓を休めることも必要なので、夜7時以降は食べないのがベスト。難しければ1か月のうち1週間だけでも続けてみましょう」。

【入浴】入浴後にも
就寝前に入浴し、お湯につかって体をあたためると基礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。体を冷やさないように肩までつかることも忘れずに。湯上がりにパジャマを着てポーズをとると、さらに効果的だ。

<プラス生活1>正しい座り方

正しい座り方をしている女性のイラスト
写真7枚

「座るとどうしても骨盤が前後どちらかに倒れてしまいます。椅子には浅く座り、背もたれは使わずに骨盤を立てることを意識しましょう。ただし、座ることそのものが骨盤のゆがむ原因となるので、30分に1回は立って、ポーズをとるようにするといいですね」

<プラス生活2>ヒールのある靴を履く
ヒールのある靴を履くと、自然とかかとが上がり、ポーズと同じ効果が得られる。「ヒールの高さは、足首に負担の少ない5cmがおすすめです。まっすぐ上に足を持ち上げるようなイメージで歩くと、お腹に力が入るので、ヘコませ効果が得られます」。

<プラス生活3>たんぱく質は必須
上で、下腹をヘコませるためには、たんぱく質の積極的な摂取が必要と説明したが、これは姿勢を保つためにも必要だ。「骨盤まわりを守るのはやはり筋肉です。筋肉を作るために成人女性が1日に摂りたい量は60g。これは納豆なら7パック、卵なら8個分です。普段の食事だけで摂るのは難しいので、プロテインなどをうまく活用するのもいいですね。ドラッグストアなどで選ぶなら、大豆など植物由来のものを。朝晩1回ずつ1日2回は摂りましょう」(佐藤さん)。

<プラス生活4>寝る前に呼吸法を
寝る前に腹式呼吸を繰り返すのもおすすめだ。「腹式呼吸はお腹をヘコませるだけではなく、精神を落ち着かせる効果もあるので、眠りも深くなります」(佐藤さん)。

撮影/菅井淳子、イラスト/さち

※女性セブン2019年2月21日号

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