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【美のプロが愛するコンビニ飯】ダイエットを妨げる添加物を避けたチョコやあたりめなど6品

猛暑で汗をいっぱいかく夏は痩せた気分になる人も多いかもしれないが、発汗はあくまで体温調節の手段。代謝が下がりやすい夏は、意識して代謝を上げるような食生活を心掛けたい。そこで、ダイエットのスペシャリストにおすすめのコンビニフードを聞いた。

吉永鰹節店の超鰹力 しょうゆ味とUHA味覚糖のHAPPYデーツ チョコブラウニーとスリムシークレット ラブバイツ(キャラメルソルト、アーモンドクラッシュとローソンのあたりめ 45gと素焼きミックスナッツ
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ただでさえ、冬に比べて代謝が落ちる夏は、代謝を悪くする食品添加物の摂取を避けるべきと注意喚起するのは、トータルダイエットカウンセラーの大西ひとみさん。加工品が多いコンビニで大西さんが選ぶものは「低添加物」がキーワードになっている。

「基本的にコンビニは加工品が多く、添加物が使われているものが多いですが、シンプルで素材そのものに近いものを買います。どんな商品でも必ず原材料表記を見て、『調味料(アミノ酸等)』や砂糖が使われているかを確認し、使われていないものを選びます。基本的には人工甘味料を使用していない商品を選ぶようにしていますが、人工甘味料を使用しているものの場合はキシリトール、ラカント、ステビアに限定して、それ以外は自分の中でNGとしています。添加物は中毒性があったり、代謝を悪くするなど、ダイエットにマイナスの影響を及ぼすので避けています」(大西さん・以下同)

『超鰹力 しょうゆ味』(吉永鰹節店)

吉永鰹節店の超鰹力 しょうゆ味
『超鰹力 しょうゆ味』(吉永鰹節店)270円(税込・編集部調べ)
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●老舗鰹節店のサラダチキンならぬ“サラダかつお”

高知県にある創業90年の「吉永鰹節店」が作るかつおのスティック。高たんぱく質で低脂質、低糖質で、筋肉をつけたい人やダイエット中の人に最適。肉の代わりとして料理にも使える。100gあたり147kcal。1本約43gだから、カロリーは60kcalちょっと。たんぱく質は12.7g、脂質と糖質は各0.7gになる。

「砂糖は使われているものの、糖質が非常に低いのに加え、保存料・添加物がはいっていません。カロリーも低く、たんぱく質量も多いので、トレーニング後や、お腹が空いたときに食べています」

『HAPPYデーツ チョコブラウニー』(UHA味覚糖)

UHA味覚糖のHAPPYデーツ チョコブラウニー
『HAPPYデーツ チョコブラウニー』(UHA味覚糖)140円(税込・編集部調べ)
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●食欲セーブにおすすめのおやつ

マドンナの元パーソナルシェフ、西邨マユミさんをマクロビオティックコーチとして迎え共同開発したスイーツシリーズ。ナツメヤシの果実で、美容と健康にいいスーパーフードとして世界的に注目されるデーツを使い、保存料・着色料・香料・乳化剤を使わずに作ったチョコブラウニー。4本入りで、109kcal。原材料は、デーツ、カカオマス、赤糖、ローストアーモンド、ココアパウダー、濃縮デーツ果汁、食塩(宮古島産海塩)と、焼き菓子としては極めてシンプル。

「添加物不使用で人工甘味料、小麦粉、米粉を使っておらず、シンプルな素材で作られています。チョコブラウニーをすすめる理由は、カカオにはテオプロミンというリラックス効果が期待できる成分がはいっていて、食欲を抑えてくれると言われているからです」

『スリムシークレット ラブバイツ(アーモンドクラッシュ、キャラメルソフト)』(スリムシークレット)

スリムシークレット ラブバイツ(キャラメルソルト、アーモンドクラッシュ)
『スリムシークレット ラブバイツ(アーモンドクラッシュ、キャラメルソルト)』(スリムシークレット)各378円(税込・編集部調べ)
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●とことんギルティフリーなチョコレート

女優として、歌手として、世界的に活躍するソフィー・モンクとのパートナーシップから生まれた、なめらかな口どけのチョコレート。約7.4gと、しっかりプロテインが摂れるだけでなく、レタス約2個分の食物繊維を含み、低糖類で、カロリーは144kcal以下。さらにグルテンフリーで、ダイエット中でも気兼ねなく食べられるありがたいおやつ。

「他のチョコレートに比べ、カロリーも糖質も低めで、比較的添加物が少なめ。どうしても甘いものが食べたい、でもゆっくり食べている時間がないときに買います。アーモンド(脂質)がはいっているぶん、腹持ちがいい気がします」

『あたりめ 45g』(ローソン)

ローソンのあたりめ45g
『あたりめ 45g』(ローソン)307円(税込)
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●糖質制限中にもおすすめの間食アイテム

45g入りで、147kcal。噛み応えがあり、咀嚼回数が増えるので満腹を感じやすいため、ダイエット中の間食におすすめ。代謝を上げるために必要なたんぱく質もたっぷり摂取できる。

「いかと食塩以外使用しておらず、カロリーが低く、たんぱく質が手軽に摂取できる優秀おやつ。小腹が空いたときにゆっくり噛んで食べられるので気に入っています」

『素焼きミックスナッツ』(ローソン)

ローソンの素焼きミックスナッツ
『素焼きミックスナッツ』(ローソン)198円(税込)
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●“素焼き”が食べすぎ抑制のカギ

塩や油を使用せず香ばしくローストした、アーモンド、カシューナッツ、くるみがバランスよくミックスされている。1袋に35gはいって、231kcal。糖質は4.0g。ナッツに含まれる良質な脂肪や食物繊維はダイエットの味方として、「モデルのおやつ=ナッツ」のイメージも定着しつつある。

「ナッツは食べすぎるとカロリーオーバーにもなりますし、炎症作用もあるので、私の場合は、糖質を摂りすぎている日の空腹時に買って、2~3粒ぐらい食べます。止まらなくなって食べすぎないように、加塩されていないものを選ぶのがポイントです」

トータルダイエットカウンセラー:大西ひとみさん

ダイエットカウンセラーの大西ひとみさん
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78kgから24kgの減量に成功したトータルダイエットカウンセラー。ロサンゼルスで9年間パーソナルトレーナーとして活動、全米で50人しか出場できないフィットネスのファイナリストにも選ばれる。帰国後はさまざまなメディアで活動し、7冊の本を出版。2018年6月には自身のダイエットスイーツプランド「h+diet laboratory」を東京・大田区にオープン。

撮影/黒石あみ 取材・文/竹腰奈生

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