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【スーパーフード】レシピ3選も!チアシードをしっかり理解

そもそもチアシードって?

チアシードはメキシコなど中米が原産の、学名サルビア・ヒスパニカの種子。いまから5000年以上前、チアシードはマヤ民族やアステカ民族の重要な栄養源として重宝されていました。

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マヤ語でチアは“力”を意味し、チアシードを日常的に食べていたメキシコの先住民は、心臓病や糖尿病といった病気に悩まされることがなかったといいます。

最近、栄養学的な研究から、チアシードには人の健康維持に必要なたくさんの栄養素が含まれていることが明らかに。アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)に認定されるなど、注目が集まっています。

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白いタイプと黒いタイプがあるようだけれど、違いは?

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白いほうが「栄養価が安定している」とうたっている商品もあります。しかし、どちらも栄養成分に違いがないという調査結果も。多少違う点としては、白のほうが、水にふやけやすいようです。

食べるときの注意点は?

噛むことでチアシードの殻が破れるので、よく噛んで食べるのがオススメ。そうすると、粒の中の栄養素をしっかりと消化吸収することができます。また、チアシードのみを大量に食べるとお腹の中で固まってしまうことがあるので、水分を一緒にたっぷりとりましょう。

たくさん食べても、大丈夫?

チアシードに含まれている食物繊維は、摂りすぎると逆に便秘になったり、下痢になったりする恐れがあります。スプーン1杯=10gを目安に、1日1、2スプーン程度の量を守りましょう。

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柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)

料理研究家。編集・ライターとして料理関連の雑誌やムック、書籍、広告の制作に携わるとともに、レシピの開発や提供など食全般に関わる。数々のダイエットに挑戦してはリバウンドをくり返したが、「食べてもやせる」ダイエットで劇的スリム化に成功。そのメソッドを説明した「やせるおかず 作りおき」は、累計100万部の大ヒットシリーズに。最新刊に『超入門!やせるおかず 作りおき』(小学館)