スキンケア

大ヒット美顔器の目元版『メディリフト アイ』(ヤーマン)なら10分で目ヂカラUPも!【美容家電レビュー】

顔の中でもっとも年齢が出やすいのが目元。加齢とともに出てくる、目元の小じわ、くすみ、たるみ。それらに対抗すべくアイクリームを塗るものの、寄る年波にはなかなか克てない。そんな女性たちを救う画期的商品が、この秋登場した。目元専用の美顔器、ヤーマンの『メディリフト アイ』(9月4日新発売)だ。

ヤーマンのメディリフト アイ
写真4枚

美容家電に詳しい田中真紀子さんに、その威力を語ってもらった。

“目ヂカラ筋”に効率よくアプローチ

ヤーマンのメディリフトアイを装着している女性
写真4枚

「『メディリフト アイ』は、ヤーマンの大ヒット商品となった美顔器『メディリフト』の優れた機能をしっかり受け継いでいます。『メディリフト』は、 EMS(電気により筋肉を鍛える仕組み)による電気刺激を肌に当てることで、普段使わない顔の表情筋を鍛えてリフトアップしてくれる効果がありました。それも、マスクのように顔に装着するだけで自動的に鍛えてくれるので、“つけている間は他のことができる”と大評判でした。

その『メディリフト』のアイケアバージョンが、今回の新製品。こちらも“手ぶら”、“EMSの電気刺激”を踏襲し、装着したあとはハンズフリーで、機械がプロの施術者のごとく目元をマッサージしてくれます」(田中さん・以下同)

『メディリフト アイ』が鍛えてくれる筋肉は主に2つ。1つは、眼球の周りにぐるりと張り巡らされていて、目元の皮膚を支えている「眼輪筋」。そして、眼輪筋から頭部へとつながっている「側頭筋」。この2つを、ヤーマンは、目元の印象を変える“目ヂカラ筋”と呼んでいる。つまり、この目ヂカラ筋に有効にアプローチすることで、目元の疲れが取れていくと同時に、くすみやたるみが目立ちにくくなるというのだ。

では、どのように鍛えてくれるのか──?

ヤーマンのメディリフトアイのサイド
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「『リフトモード』と『ストレッチモード』の2種のEMSが目元をマッサージします。リフトモードは、トントンというリズムカルな電気振動で鍛えます。『ストレッチモード』は、『ギュー』と絞るような電気振動で、眼輪筋と側頭筋を心地よく刺激します。

目の周りの筋肉は、鍛えないと衰えてしまう筋肉と、普段使いすぎて必要以上に鍛えてしまっている筋肉があり、自己判断でアイマッサージすると鍛えない方がいい筋肉を鍛えてしまって、逆効果になることがあります。その点、この商品は、自動で鍛えるべき筋肉かどうかを見極めた上でマッサージしてくれる優れものなんです。1週間使うと、目元の印象がパッと明るくなりますよ」

そして特筆すべきは、その使いやすさ。

「アイマスクのように、目元に装着するだけで自動でマッサージするように鍛えてくれるハンズフリー仕様。一般的な美顔器のように手を動かす必要もないし、どこに当てるべきか迷うこともなく、コツは一切不要。ケア中は、家事をしたりパソコンをしたり、他の作業ができるので、忙しくても続けられるのが最大のポイントです」

頭も手も使わなくていい。ただつけているだけでいいという気楽さがうれしい。

『メディリフト アイ』の実力を5つのポイントでジャッジ!

ヤーマンのメディリフトアイを装着している女性
写真4枚

【使用感】痛みが少なく、心地よいマッサージ感

「筋肉を引き締めるタイプの美顔器やケアアイテムはいろいろありますが、ギューッと引っ張られるような痛みが気になることが多いのが難点でした。それがこの商品は“強め”にしても痛みは少なく、特にストレッチモードは心地よさを感じられるので、続けられます。

ただ、人によっては、まぶたが勝手に動くのが気持ち悪いと感じるかもしれません。また、刺激が強く感じられる人は、強弱のボタンを操作して、手動で“弱め”から始める工夫が必要です。装着してから電源を入れてモードを変更するので、手探りになってしまいますが…」

【コスパ】ジェルパッドが不要なのでランニングコストがない

「美容家電の中では、“ちょっと買ってみようかな”と思える絶妙なお値段。EMS機器はジェルパッドなどを買い替える必要があるものもありますが、こちらはジェルパッドが不要なタイプなので、その点ではランニングコストがありません」

ただし、使用前には、EMSの刺激を伝えるためのジェル自体は目元に塗る必要はある。

「そのコストを少しでも抑えたいなら、普段使っている水溶性の美容液などをジェル代わりに使うといいかもしれません」

【手軽さ】装着したまま歩き回れるコードレスタイプ

「コードレスタイプなので電源のないところでも使え、装着したまま動くことも可能でし。装着もとても簡単。使い終わったらシリコーンマスクは水洗いできるので、お手入れも楽です」

なお、マスクにはジェルがべっとりつくので水洗いは必須。その中でも本体部だけは洗えないので、キッチンペーパーなどで拭き取りが必要になる。

【意外性】目の周りにアプローチできる数少ない美顔器

「手を使わず装着するだけでケアできる『メディリフト』には驚かされましたが、その目元バージョンもさらに意表を突かれました。見た目は、仮面舞踏会に出てくるような真っ黒なアイマスクをつけているので、ケア中の姿はかなり怪しいです(笑い)。でも、目の周りの筋肉にアプローチできる美顔器は少なかったので“よくぞ登場してくれた!”と拍手を送りたいですね」

【時短】ケア中の10分間は家事も可能!

「装着して電源を入れたら両手が空くので、ケア中の10分間は他の作業ができます。『メディリフト』に比べると視界が狭くなり、目の周りが動くことはあるので、フル稼働はできないかもしれませんが、気にならない人は目を使うパソコン作業や洗い物などの家事もできるでしょう」

とにかくお手軽なので、何も考えずにラクして目元の筋肉を鍛えたい人には最高の商品と言えそう。

【データ】
ヤーマン『メディリフト アイ』
販売価格:3万240円(税込・編集部調べ)
販売場所:ヤーマン直営店、百貨店、オンラインショップなど
https://www.ya-man.com/

この人に聞きました:田中真紀子さん

美容家電に詳しいライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めとするさまざまな美容家電についてレビューを執筆している。1児の母として、慌ただしい生活でも手軽に使えてキレイになれる美容家電を日々研究中。

取材・文/桜田容子

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