「チャペルヨガ」って何？夜景を眺めながら心と体がスッキリ！【体験レポ】

たまにはスタジオではなくて、非日常的な空間でリラックスしながら運動したい！

ティップネス主催「YOGA Trip」によるチャペルヨガ「Hilton TOKYO DAIBA session」

そんな願望を叶えるのが、ティップネスが主催するイベント「Yoga Trip」。ティップネスが展開する豊富なヨガラインナップから選ばれた最適なプログラムを、都会での忙しく乾いた日々の生活に潤いを与えるような場所で、非日常感とともに体験できるヨガイベントだ。

「YOGA Trip」によるチャペルヨガ「Hilton TOKYO DAIBA session」に参加する女性たち

これまでビーチやパーク、夜景が一望できるオフィスの屋上など、さまざまな場所で行われてきたが、今回は「Hilton TOKYO DAIBA session」と題して、ヒルトン東京お台場のチャペル「Luce Mare（ルーチェマーレ）」で開催されることに。

レインボーブリッジを眺めながら、神秘的でロマンチックなロケーションの中でヨガを体感できるとのことだけど、そもそもチャペルでヨガなんてできるの…？

幸せにあやかりたい独身アラサーライターIが半信半疑のまま会場へ向かうと、想像以上の素敵空間に驚かされたのだった。

驚きの絶景＆開放感に興奮！

会場のチャペルは一面ガラス張りで、一見するとチャペルとは思えない広々空間。連日の取材と原稿執筆でストレスが溜まっていたライターIだが、目の前に輝く夜景やその開放感に心が癒やされていく。

この日のプログラム「Vinyasa flow yoga」は、テンポよく流れるような動きに呼吸を合わせるヨガで、ときには深くゆっくりと、ときにはチャレンジングな動きがありそれに柔軟に対応していくことで最後には心と体がスッキリして達成感も得られるそう。

5年前に少しだけヨガに通っていたライターI。説明を聞いて、ブランクありでも大丈夫かも？と少し安心。そこでいざチャレンジ！

おひとりさまでも気軽に楽しめる！

この日、ヨガを教えてくれたのは、ティップネスインストラクターの吉橋扶実子さん。ふんわりとしたやわらかい雰囲気で優しい語り口調は、この癒やし空間にぴったり！

会場は1人参加の人も多かったが、吉橋さんをはじめスタッフさんの気遣いもあり、会場はおひとりさまでも初参加の人でも気楽にはいれるアットホームな雰囲気だった。

早速、吉橋さんの「周りを気にせず、自分のペースでやりましょう。夜景がとてもきれいなので、ヨガ中に遠慮せず写真を撮っても大丈夫ですよ。緊張せずゆっくりとやっていきましょう」という声がけで、ヨガがスタート。

夜景に包まれながらヨガ体験

まずはあぐらで座り、目を閉じ、眼球を後頭部に引き込むようなイメージで息を吸い、吐きながら体の力を抜いていく。深い呼吸をすることで、その日溜まった緊張感が和らぎ、体がほぐれていく感覚が心地よい。

ウォーミングアップでのゆっくりとした動きに気が緩んでいたライターI。初めはヨガの代表的なポーズでもある「ウォーリア・ワン」、「ウォーリア・ツー」を流れるようにこなし、「なんだか体が伸びるな」と堪能できていたが、だんだんとポーズの難易度が増すプログラムに、肩に力がはいりすぎたり、姿勢がうまくできなかったりして全身がプルプル震えることも。

自分の筋力のなさを実感しつつ、どうにか食らいついていると、吉橋さんがアシストしながら「きつかったら休憩してもいいですよ」と優しい言葉をかけてくれる（泣）。

両脚を前に出して座った状態で、右膝を立てたあとに両手で右膝を持って、息を吸いながらつま先を天井へ向ける「鷺（サギ）のポーズ」では、できるだけ右足首を持つようにするも、うまく上がらず持っている腕が苦しい。けれど、足の裏側が伸びて、目線を上に向ければ体全体がスッと気持ちよくなる。体の硬さはまだまだありつつも、少しずつほぐれていく感覚があった。

「ワシのポーズ」として知られる「ガルダ・アーサナ」では、立って右脚を左脚にかけてクロスし、右腕を左腕の下から絡めて両手の平を合わせる。手をそのまま上にあげてお腹を引き上げながら、右膝を外側にして左膝は曲げていく。腕力でねじるのではなく、お腹でねじる運動なので、自然とお腹周りに力がはいり、普段使っていない筋肉が動き出すのがよくわかる。