不調改善

ダイエット中の朝ごはん|「パン+バナナ」や食べないのはNG、おすすめは?

昔から、早起きは三文の徳とはいうけれど、スリムな人たちは朝型生活を送っている人が少なくない。朝活動するだけで、健康的かつダイエットにもつながっていくという。運動や食事に気を配るダイエット・健康の達人がやっていることをご紹介。

ーこの記事は3分で読めますー
【目次】
野菜は汁物で摂るのが理想的
フルーツは糖質が多いので注意が必要
炭水化物とたんぱく質で燃えやすい体に
牛乳など乳製品は1日1品まで

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まず、7~9時の起きてから30分後くらいには体温が上がり始め、体が活動を始める時間帯。そこでは、どんなことを行えば良いのだろうか?

野菜は汁物で摂るのが理想的

お通じのためにも野菜や果物は合わせて1日350gを目安に摂取を。朝にその3分の1は摂りたい。医学博士・管理栄養士の本多京子さんは、こうアドバイスする。

「これからの季節、野菜は汁物で摂るのがいちばん。火を通すことでかさも減ってたっぷり食べられますし、温かいものは内臓を温めるので体温も上昇し、代謝もよくなります。できれば根菜や豆を入れると咀嚼回数も上がり、満腹感につながるので、食べすぎも防げます」(本多さん)

フルーツは糖質が多いので注意が必要

果物も繊維やビタミンも豊富だが、糖質も多いので注意、と語るのは、ダイエットコーチのEICOさん。

「果物はご飯やパンと一緒に摂ると、糖質が多くなってしまい、脂肪に変わってしまいます。特にバナナとパンという組み合わせはNG。イモ類やカボチャも同様なので、これらの食材を摂るならご飯やパンなど、炭水化物は控えましょう」(EICOさん)

オススメの果物はビタミンCの豊富なキウイ。毎朝1個を食べるとよい。

炭水化物とたんぱく質で燃えやすい体に

ダイエットのためと朝食を抜く人がいるが、これは絶対にNG。

「人間は寝ているときにもエネルギーを使います。寒い時期、朝にご飯を食べると体がポカポカしてきますが、これはエネルギー代謝が上がっている証拠。朝食を抜くと上がっていくはずの体温も上がらないまま、活動することになるので、冷えにもつながり、結果、代謝の悪い体になってしまいます」(本多さん)

理想的な朝ご飯は炭水化物、たんぱく源を揃ったもの。菓子パン1個だけ、など栄養が不足すると、すぐに空腹になり、結果、無駄な間食をしてしまうことに。

「筋力アップのためにも、卵1個や焼き魚1切れなど、必ずたんぱく質を摂るように。また極端に炭水化物を抜くと、かえって太りやすい体に。穀類などの炭水化物は持続性のあるエネルギー源になるので、適量を摂るようにしましょう」(本多さん)

お茶碗に1杯のご飯(130~150g)、6枚切りの食パンなら1枚を目安に。

牛乳など乳製品は1日1品まで

たんぱく質も多い乳製品だが、その分、脂肪分も多い。

「乳製品はあくまで補助。こぶし1個分の豚や鳥、牛肉のたんぱく質を牛乳で摂ろうとしたら、牛乳1リットルは必要となります。そんなにたくさんは飲めませんし、脂肪も多く入っています。どうしても飲みたいなら無脂肪のものに切り替えを」(EICOさん)

※女性セブン2016年12月8日号

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