エクササイズ

下半身デブは猫背が原因!?「ながらエクサ」でほっそり太ももを実現

冬太りがなかなか解消できず下半身デブに困っていませんか? 特にお尻や太もも、ふくらはぎがだらけた印象で、エクササイズをしてもなかなか痩せない…。

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写真/アフロ
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そんな場合、骨盤のゆがみとリンパの滞りが基礎代謝の低下を引き起こして、体が痩せづらい状態に陥っている可能性も。そこで、ダイエットに詳しい柔道整復師の金徹(キン チョル)さんに、骨盤や姿勢を矯正しつつ、下半身太りを解消する“ながらエクサ”を教えてもらった。

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「デスクワーク中、猫背になったり、脚を組んだりしていませんか? こうした姿勢は、お腹の筋肉(体幹)に力が入っていない状態。長時間続けていると、骨盤のゆがみへとつながります」と金さんは話す。

座りっぱなしの状態では、下半身の筋肉を使わないため、リンパの流れが滞りやすいという問題も。まずは、鏡に立ち姿を映してみよう。

まずは、下半身のゆがみをチェック!

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「体の中心を軸に骨盤を外側に開こう、と意識して立ったとき、内くるぶし、ふくらはぎ、ひざ、内ももの4点がくっつきますか? もしもどれかがつかないのなら、骨盤がゆがんでいたり、内ももの筋肉が弱っていたりしている可能性があります」(金さん。以下、「」同)

内ももの筋肉が弱ると、体の前側の筋肉がどんどん内側にねじれ込んでしまい、脚の外側に不要に体重をかけるように。その結果、体のバランスが崩れてしまったり、お尻の筋肉に力が入らずに垂れ尻になったり…と悪いこと尽くめ!

「姿勢が悪い人は、筋肉を意識して使うことができていない場合が多いようです。そのため、正しい姿勢に矯正するのが、なおさら難しい状態になっています。まずは股の筋肉と体幹を意識して使ってみましょう」

【膝つけエクササイズ】ほっそり内ももとヒップアップを狙う

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【1】椅子に座った状態で背筋を伸ばす
【2】膝の間にタオルやクッションをはさみ、内ももに力を入れて30秒キープ
【3】これを10回×3セット繰り返す

「恥骨から膝までをつけるように意識しましょう。継続して行うと、足のラインが変わり、ヒップアップの効果も期待できますよ」

【足指エクサで骨盤のゆがみを矯正!】