不調改善

我慢ゼロ!「マインドフルネスダイエット」の食事術を13kg痩せた考案者が語る

ダイエットはつらくて苦しいもの――そんなイメージを覆すのが、『40年間おデブだった私がリバウンドなくスッキリ13kgやせた!!マインドフルネスダイエット』(主婦の友社)の著者で、心理カウンセラー兼ダイエットインストラクターの吉村園子さんが提唱する、「マインドフルネスダイエット」だ。これは苦手な運動もつらい食事制限も不要で、心身ともにストレスがかかりにくい。ゆえに、継続しやすいダイエット方法なのだ。

考案者の吉村園子さんは13kgのダイエットに成功

『40年間おデブだった私がリバウンドなくスッキリ13㎏やせた!!マインドフルネスダイエット』(主婦の友社)の著者の吉村園子さんのダイエット前とダイエット後の写真

吉村園子さんのビフォーアフター

◆幾度となく失敗を繰り返してきて出合ったダイエット法

吉村さん自身、かつてダイエットに失敗してきた経験がある。

「私は幼稚園の頃から約40年間『おデブ』人生を歩んでいました。ダイエットに挑戦してはリバウンドの繰り返し。そんな失敗続きの私がようやく成功したのが、マインドフルネスダイエットなのです」(吉村さん・以下同)

 

マインドフルネスダイエットは、「食べたいものは食べる」を原則に、自分の心の声にしたがいつつ、工夫しながら続けていく。吉村さんはこの方法で13kgのダイエットに成功し、現在はダイエットインストラクターとして活躍している。

『40年間おデブだった私がリバウンドなくスッキリ13㎏やせた!!マインドフルネスダイエット』(主婦の友社)書影

 

マインドフルネスダイエットとは?なぜ続けられる?

「私自身もそうでしたが、過酷なダイエットを強いてもリバウンドして失敗するだけ。そんなダイエットは、はっきり言ってもう時代遅れなんです。ダイエット成功の秘訣は、続けること。そのためには、無理せず心地よい、続けたくなる方法でなければなりません。マインドフルネスダイエットは、一言でいえば自分を大事にするダイエットです」

◆続けるカギは自分自身を”VIPなお客さま”扱いする

マインドフルネスダイエットは、ダイエットを続けるための環境作りがカギ。 やることは自分自身と向き合うこと。“今、ここにいる自分”のあるがままの心の声に耳を傾け、自分自身を“VIPなお客さま”としてもてなします。楽しく、大切に扱われれば居心地がいいから明日もやろうという気になれて、続けることができるのです」

ダイエットが失敗続きだった人は、これから紹介するマインドフルネスな食事法を実践してみよう。

◆「満腹」というお腹の声を無視しない

ピザの食べかけ

写真/Getty Images

まず、そこそこ満腹感があるのに、食事が残っている場合。ここで無理して完食するのは自分にとってつらいだけ。

「自分の内なる声が『もう食べられない』と叫んでいるのに食べること自体ストレスですし、カロリーの取りすぎで肥満への道をたどることになります。自分をいたわるためにも、潔く残しましょう」

残すのがどうしても心苦しいなら、自分のお皿には少量ずつよそうことを習慣づけよう。

◆「安いから」とまとめ買いしない

スーパーのカートに食料品がたくさん入れられている

写真/Getty Images

“VIPなお客さま”に出す食材は、値引きシールがついた傷みかけている野菜と、少し高めだが採れたてのみずみずしい野菜とどちらだろうか? 答えは明白。

「前者のように安価だけれど急いで食べないと腐ってしまうものを買うと、消費期限に迫られて必要以上に量を食べてしまいかねません。それでは、なかなか痩せられませんよね。少し割高に感じられても、少量を大事に、おいしく味わう方が体にはいい。

私はかつておデブだったころ、安価だからとまとめ買いしては無理やり消費していましたが、今では必要な分だけ少量ずつ買うようにしています。消費量も減ると、自然とボディラインもスッキリしていきますよ」

◆大皿料理はNG!食べすぎや栄養の偏りを防ぐ

大きい皿にエビフライや餃子などが盛り付けられている

Getty Images

料亭など、格式の高い料理店で出される料理は、大皿だろうか? “VIPなお客さま”には、大皿ではなく、小鉢など一枚ずつお皿によそって出すはず。それを、自分にもしてあげるのだ。

「大皿料理から好きなものをプレートによそうスタイルだと、自分が何をどれだけ食べているのかわかりづらく食べすぎたり栄養が偏ってしまったりします。そこできちんとランチョンマットを敷き、箸置きに箸を乗せ、お皿は料理ごとに小鉢などに取り分けて入れるようにしたら、必然的にサラダ、主菜、副菜、主食、汁物をバランスよく適量に食べられるようになります。バランスのよい食事がダイエットにつながるのは言うまでもありません」

◆揚げ物は自宅ではやらない

お皿に唐揚げとカットレモンがのっている

写真/Getty Images

自宅で揚げる揚げ物は、“VIPなお客さま”に出すような“プロの逸品”だろうか? もしそうでないなら、揚げ物は専門店で買うようにして、自宅で揚げるのはやめてみてはどうだろうか。

「自宅で揚げると手間がかかるだけでなく、専門店のようにサクッ、カラッと胃もたれしないレベルに揚げるのは至難の業。いっそ、揚げ物は専門店で買うものと割り切れば、自宅で食べる揚げ物の回数も減り、ダイエットにつながります。専門店で買えば自宅で揚げるより割高になりますから、買いすぎることもないでしょう」

◆自宅にストック菓子は置かない

ストックしたお菓子など

写真/Getty Images

“VIPなお客さま”に、スーパーで買いだめした袋菓子を出すことはそうそうないだろう。出すとしたら、選びに選んだ名店で、それなりの金額を出して購入した逸品のはずだ。

「安価な袋菓子が自宅にあると、心からそれを欲していないのにストレスなどで必要以上に食べてしまいがち。自宅にはストック菓子を置かず、どうしても甘い物が食べたくなったら、自分が本当に食べたい極上のスイーツを“わざわざ”買いに行くことをおすすめします。その方が満足度も高いのはもちろん、高カロリーなものを食べる頻度も減ります」

どうだろうか。このように自分の心身が喜ぶ食事に替えるだけなら、今までの自分をいじめる我慢続きのダイエットと違って、「続けられるかも」と思った人も多いのでは?

教えてくれたのは:ダイエットインストラクター・吉村園子さん

『40年間おデブだった私がリバウンドなくスッキリ13㎏やせた!!マインドフルネスダイエット』(主婦の友社)の著者の吉村園子さん

よしむら・そのこ。上級心理カウンセラー、行動心理士、グリーフ専門士、アドラー心理学勇気づけ講師などさまざまな肩書を持つ。自身のダイエットに心理学を取り入れたところ、運動なし、ストレスなしであっさり13㎏の減量に成功。現在、『心ダイエット講座』を開講。

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