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カレーをデトックススープに!秋の味覚で至福の一杯「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」【市橋有里の美レシピ】

ようやく涼しさ、秋らしさを感じられるようになってきた今日この頃。過ごしやすくなってくると同時に食欲もムクムクとわいてきて、食べたい気持ちをセーブするのが大変…なんて人も多いのでは?

レシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」を持つ市橋有里
写真12枚

そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんに、栄養バランスがよく、デトックスや美肌などのうれしい美容効果も期待でき、心置きなく食べられるヘルシーレシピを直撃!

食べたいのを無理にガマンすると、その反動で暴食してしまいがちなライターFが徹底レポートします!

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食欲の秋だからこそ、いつもの定番カレーをヘルシーに

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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――カレーって、どんな気候、どんな季節でも食べたくなるから不思議ですよね。

有里:季節を問わない超定番メニューでありながら、季節感も出しやすいのはカレーの魅力のひとつですよね。でも、ちょっと重いなと感じることもありませんか?

――あります! スパイシーなものを食べたいけど、カレーよりサラッと食べられるものがいいときとか、カレーが食べたいけどカロリーが気になるときとか…。

有里:そうですよね。今日ご紹介するのは、まさにそんなときにぴったりのレシピ! 豆乳ベースのスープ仕立てにすることで、定番のカレーをぐグッとヘルシーに楽しむことができる一品です。

――ステキ! さつまいもやしめじもたっぷりはいっていて、おいしそうですね。

有里:秋の味覚もしっかり味わえる上に、美肌効果やデトックス効果も期待できますし、カロリー控えめでダイエット中にもおすすめのメニューですよ!

――楽しみです!

《材料》(2人分)

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」材料
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さつまいも…1/2本 しめじ…1パック 玉ねぎ…1/2個 鶏肉…100g 豆乳、水…各250cc カレールー…1カット 塩・こしょう…少々 白ワイン…大さじ1 オリーブオイル…適量

《作り方》

【1】 さつまいもは乱切りにして、ボウルに水を張り、アク抜きしておく。鶏肉は一口大に切り、塩・こしょうをしておく。玉ねぎは一口大に、しめじは石づきを取っておく。

鶏肉を炒めているところ
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【2】 鍋にオリーブオイルを入れて熱し、【1】の鶏肉をきつね色になるまで炒め、白ワインを回し入れたら、水、玉ねぎ、しめじ、さつまいもも加えて煮る。

鶏肉を炒めているところ
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【3】 【2】にカレールーを入れ、溶けたら豆乳を加えて、塩・こしょうで味を調える。
※豆乳を入れたあとは沸騰させないように注意する

豆乳ベースのスープなら手軽にカロリーオフと栄養アップを実現!

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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有里:カレーは困ったときの定番という感じで、現役の頃から献立に悩んだらよく作っていたのですが、実は、最後に残り少なくなったカレーを豆乳で薄めてスープ仕立てにするのが大好きで。

――それ、クリーミーになっておいしそう! 中途半端に残ってしまったとき、スープにアレンジしてまた違った楽しみ方ができたら魅力的ですね。

有里:そうでしょう? そこからアレンジして生まれたのがこのレシピ。カレーライスはちょっと重いな、というときもこのスープなら食べやすいですし、たんぱく質も糖質も摂れるので、40km走などをするときによく作って食べていました。

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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――確かに豆乳がベースだから、たんぱく質もしっかり摂れますよね。

有里:はい。植物性たんぱく質はもちろんのこと、豆乳にはビタミンB群やビタミンE、肥満予防に効果的といわれるサポニン、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、美肌効果が期待できるイソフラボンなど、たくさんの栄養素が含まれていますから、手軽にしっかりバランスよく栄養を摂ることができます。

――このスープなら、おいしいけどカロリーや栄養バランスが気になるカレーをグッとヘルシーに楽しめますね!

秋の味覚、さつまいもとしめじはデトックス効果抜群!

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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――このスープ、豆乳ベースというだけでなく、具材もヘルシーな感じですよね。

有里:はい。これから旬を迎える、さつまいもとしめじは、どちらも腸内環境を整えてくれる食物繊維や、体内の水分や塩分のバランスを調整してくれるカリウムが豊富なので、便通の改善やむくみ解消などの効果が期待できます。

――秋の味覚を楽しみながらデトックスできるということですね!

有里:その通り! そして、デトックス以外に、さつまいもにはビタミンCも豊富に含まれていて、ビタミンEと一緒に摂ることで美肌効果がアップすると言われています。

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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――豆乳にはビタミンEが含まれているから、相性バッチリですね!

有里:そうですね。また、しめじに含まれるビタミンB1には糖質をエネルギーに変えるはたらきがあり、疲労回復に役立つのですが、玉ねぎに含まれるアリシンには、それを助け、持続させる効果があるんですよ。

――いろいろな相乗効果が期待できるのですね。

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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有里:はい。おいしいだけでなく、効率よく栄養を摂れるのもポイントです。

――さすがです!

有里:スープだけでも栄養のバランスが摂れていますし、具材たっぷりで食べ応えもあるので、ダイエット中などカロリーを抑えたいときや、軽めに食事を済ませたいときに最適です。

もちろん、しっかり食べたいときには、パンやご飯を添えてシチュー感覚で味わうのもいいですね。

――スパイスの加減でシチューのようなクリーミーさを楽しんだり、スパイシーな味わいを堪能したり、いろいろアレンジできそうですね。これからの季節の新定番になること間違いなし! 有里さん、今回もステキなレシピをありがとうございます!

市橋有里がレシピ考案した「きのことさつまいもの豆乳カレースープ」
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有里:こちらこそ! 手軽に作れて失敗しにくく、みんな大好きなカレーは、多くのご家庭にとって定番メニューのひとつだと思います。

カレーが食べたいけど、ちょっと重いなというときや、カロリーが気になるなというときに重宝するのが、このスープ。マンネリしがちな2日目、3日目のカレーの楽しみ方としても“アリ”だと思います!

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不足しがちなたんぱく質を豊富に含む豆乳をベースに、秋の味覚のさつまいもやしめじ、鶏肉などをコトコト煮込んでスパイスを効かせたカレースープは、素材のおいしさとたくさんの栄養が溶け込んだ至福の一杯。

ジャンクなイメージのカレーをここまでヘルシーに楽しめたら、お腹だけでなく、きっと心も満たされるはず。

レシピ考案:市橋有里

市橋有里
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いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。

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