不調改善

有名人の快眠術|田中みな実らノーパン派からアロマ、読書、落語まで

日本人女性の睡眠時間は、世界で最も短いと言われている。睡眠に関する悩みを抱えている人は少なくない。何時から、どのくらいの時間、何を着て眠るべきか…睡眠に関する疑問や悩みはつきない。実際、江崎グリコが男女1万人を対象に行った調査によると、過半数が「睡眠に悩みがある」と回答している。

ベッドで眠る女性
“入眠習慣”はさまざま(写真/アフロ)
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田中みな実、優香らは下着を着けない派

快適な睡眠を得るために、寝具やナイトウェアにこだわる人もいるが、寝るときに下着をつけない芸能人も多い。フリーアナウンサーの田中みな実(33才)はテレビ番組で「ナイトブラはするけれど、下ははかない」と告白。タレントの優香(40才)や浅田舞(32才)も、就寝時は“ノーパン派”として知られる。

◆血行がよくなりリラックスして疲れも取れる

1万人以上の睡眠の悩みを解決してきた快眠セラピストで睡眠環境プランナーの三橋美穂さんは、美しさとパフォーマンスをアップさせるのにいい方法だと指摘する。

「寝るときは、できるだけ体を締めつけない方がいい。ショーツもゴムの圧迫があります。締めつけをできるだけ排除することで、血行もよくなるし、リラックスして疲れも取れる。ノーパンやゆったりとした服装がおすすめです」(三橋さん・以下同)

ビル・ゲイツは入眠ルーティーンを実践

世界に名を馳せる著名人の中には、“入眠ルーティン”といって、毎晩寝る前に、同じ行動を繰り返す人もいる。マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツ氏(65才)は、毎晩寝る前に1時間、読書をする習慣があるそうだ。

「毎晩寝る前に同じ行動を取っていると、“これをしたら眠る”ということが脳にインプットされて、眠りにつきやすくなります」

アロマオイルの瓶とスポイトを持つ手元
アロマオイルも効果的(写真/GettyImages)
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モンロー、北川景子、浅田真央はアロマオイル

第一線で活躍する女性たちに多いのは“香り”を味方につける方法だ。マリリン・モンローは香水のシャネル N°5を身につけてベッドに入っていたことは、あまりに有名だ。また、クレオパトラは『キフィ』と呼ばれる現代のアロマのような調合香料をたいたり、枕にラベンダーなどのハーブを詰めたりして眠っていたといわれる。現代では浅田真央(30才)や北川景子(34才)が睡眠前にアロマオイルを枕元に垂らすという。

◆一瞬にして気分を変える効果

アロマオイルには、一瞬にして気分を変える効果がある。

「好きな香りを取り入れると眠りやすくなります。ラベンダーの香りなどリラックスできる好きな香りを、就寝前に使うといいでしょう」

石川佳純は寝る前にストレッチ

心がリラックスしたら、次は体のコリもしっかりほぐしたい。卓球の石川佳純選手(27才)は、寝る前にストレッチを欠かさないというが、これも血行をよくし、入眠を促す。

◆体が温まり熟睡しやすくなる

「体全体が温まり、体中心部の深部体温と皮膚温度の差が少なくなって、熟睡しやすくなります。特に不眠症状がある人は体や首が冷えて硬くなっているのでおすすめです」

脳科学者の茂木氏は落語を流しながら寝る

鏡に向かってヨガのポーズをとる女性
ヨガやストレッチなど、毎晩同じ行動を取ることで、眠りにつきやすくなる(写真/GettyImages)
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心身共にやわらかくなったら、ベッドへ。目を閉じてもなかなか寝つけないときのために、枕元にイヤホンを置いておくのもいい。脳科学者の茂木健一郎さん(58才)は、良質な睡眠を取るために、落語を流しながら眠りについている。

◆考え事が多い人に最適

「考え事が多くて眠れない人に最適な方法です。落語の心地よいリズムと気楽な内容でリラックスし、噺に集中していることで雑念も浮かばず眠りやすくなります。単調な音楽も同様の効果があります。ただ、慣れるのに時間がかかるため、1週間ほど試してみるといいでしょう」

先人たちの教え、ぜひ秋の夜長に試してみてほしい。

※女性セブン2020年11月19日号
https://josei7.com/

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