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高級コスメより食べ物でケア!?ふっくらハリ肌目指す「鶏肉のゆず茶ロースト」【市橋有里の美レシピ】

少しずつ新規感染者数が減り始め、ワクチン接種も始まったとはいえ、まだまだ新型コロナウイルス収束の目処は立たず、マスク不要の生活に戻れるのはいつのことやら…。長引くマスク生活に、スキンケアやメイクなど美容意識が下がり気味という人も少なくないのでは?

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんに、ハリのある美しい肌へと導く栄養たっぷりの、美肌モチベーションも上がるレシピを直撃!

マスクが手放せなかった間にすっかり肌が衰えてしまった…なんてことにならないよう、美肌意識を底上げしたいライターFが徹底レポートします!

手がかかっていそうで実は簡単!ダイエットにもおすすめヘルシーレシピ

――ゆずの香りが食欲をそそりますね。

有里:いい香りですよね。徳島出身の私にとって、ゆずといえば、高知のゆずポン酢や愛媛の“ゆねり”。ゆねりとは愛媛県の郷土料理で、ゆず茶のもとに似ていますが、隠し味におしょうゆが入っているのです。クセになる味わいのゆねりから、このレシピを思いつきました。

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

――おもしろいですね。コラーゲンがたっぷり摂れそう!

有里:はい。鶏肉は、コラーゲンを含むたんぱく質が豊富ですし、ゆずにはビタミンCがたっぷり。肌によい栄養をしっかりチャージできます。

――ステキ! しかも、作り方がとても簡単ですよね。

有里:そう。手間ひまかかっていそうな味付けですが、実は焼きっぱなしでOKだから楽チン。盛り付けを工夫すればパーティーメニューにもなりますよ!

――知っておくと重宝しそうですね。楽しみです!

《材料》(2人分)※調理時間目安30分

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」材料

手羽元…3本 手羽先…3本 せり…1/3束 【A】[ゆず茶のもと…大さじ1 しょうゆ…大さじ1 ※にんにくのすりおろしを少々加えてもよし]

《作り方》

【1】 手羽元、手羽先をビニール袋に入れ、【A】を加えてよく揉み込んでから、10分ほど置いておく。せりは洗って冷蔵庫に入れ、パリッとさせておく。

鶏肉

【2】 耐熱容器にアルミホイルを敷き、重ならないように並べて200℃のオーブンで10分ほど焼く。ビニール袋に余った【A】を塗り、もう10分焼いて照りを出す。途中、焦げそうだったら、アルミホイルをかぶせる。

【3】 器に盛り付け、せりを添えたら、できあがり。

ハリのある肌を手に入れるにはたんぱく質がカギ

――年齢を重ねてくると、「ハリ」というのがスキンケアの課題になってきますよね。

有里:そうですね。シミやシワ、ツヤ感などは比較的メイクでカバーしたり補ったりしやすいですが、ふっくらした弾力や若々しいハリ感というのは、ごまかしがききにくい分、敏感になりますよね。

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

――ハリのある肌には、たんぱく質が何より大切というのは本当ですか?

有里:はい。たんぱく質というと、筋肉をつけるために摂るものという印象があるかもしれませんが、肌のハリやツヤに不可欠なコラーゲンやエラスチン、それに髪の主成分でもあるケラチンなどは、すべてたんぱく質から構成されています。

――美肌や美髪に、たんぱく質は必要不可欠ということですね。

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

有里:その通り。鶏肉はたんぱく質が豊富で、特に皮が多い手羽先や手羽元はコラーゲンを摂取しやすい部位。スキンケアというと、ついつい外からのケアに意識が向きがちですが、高級コスメに頼るより、必要な栄養をきちんと摂って、新陳代謝を高める生活習慣を整えるほうが、美肌効果を実感できるかもしれませんよ。

――肝に銘じます!

皮ごと食べるとさらに効果的!ゆずの美容、健康メリット

――“ゆねり”というのは初めて知りましたが、ゆずのおいしさがギュッと凝縮されている感じですね。

有里:そうでしょう。おしょうゆを多めにしたり、おろしにんにくを加えたりすると、お肉料理、お茶漬けなどにもいいですし、おしょうゆを少なめにして甘味を強くすると、お菓子やジャム感覚で楽しめます。

ゆず茶

Ph/アフロ

――ゆずから手作りするのはちょっと大変そうですが、ゆず茶のもとを使えば手軽にできるのがいいですね。

有里:そうですね。ゆずには、ビタミンCが非常に豊富に含まれていて、柑橘類の中でもいちばんの含有量といわれていますが、そのほとんどは果皮に含まれているので、皮ごと食べることで、美肌効果はもちろん風邪予防や免疫力アップ効果もより期待できます。

――果肉より果皮のほうが栄養豊富なのですね。

ゆず

Ph/アフロ

有里:はい。私は美肌効果を狙いつつ、香りや彩りを添えるためにも、よく料理やお菓子にゆずの皮を加えています。

――私もマネしよう!

有里:フレッシュなゆずを使うのもいいですが、時間があるときに、ゆずのはちみつ漬けやゆねりを作り置きしておくと、何かと便利ですよ!

ゆずを漬けたもの

Ph/アフロ

――なるほど。おうち時間もたくさんあることですし、作ってみようかな!

有里:ぜひ! 甘いほうが好みなかたは、ゆず茶のもとを少し多めにしてみてください。ただ、甘みが増すと焦げやすくなるので、焦げないように、オーブンで焼いている間はよーく見張っておくのがポイント。お肉を半日以上漬け込んでおくと、味もよくしみますし、身離れもよくなっておすすめです。

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

――手間ひまかかっていそうに見えて、実は漬け込んで焼きっぱなしというお手軽レシピなので、私にも作れそう! 有里さん、今回もステキなレシピをありがとうございます!

有里:こちらこそ! 少しずつ春めいてきましたが、まだまだ寒い日も多いですし、関東は引き続き緊急事態宣言下の日々が続いています。

美肌作りに欠かせないたんぱく質とビタミンCを一度にたっぷりチャージできる美レシピで、おいしいスキンケアタイムという、おうち時間の楽しみ方も“アリ”だと思います!

* * *

市橋有里がレシピ考案した「鶏肉のゆず茶ロースト」

ハリのある美しい肌を保つには、そのもととなるたんぱく質が必要不可欠。忙しい日々の中で手軽に食べられるものに食事が偏っていたり、ダイエットを意識して極端にカロリーを控えたりしていると、たんぱく質は不足しがちに。

コラーゲンなど良質なたんぱく質を豊富に含む鶏肉と、果物の中でもトップグラスのビタミンC含有量を誇るゆずを組み合わせたおいしい1皿で、内側からのスキンケアに励んでみてはいかがでしょうか。

レシピ考案:市橋有里

市橋有里

いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。

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