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犬の熱中症はGWから注意! 春から初夏に気をつけたいペットの病気と対策

春はチューリップなど有毒植物の誤食にも注意を

皮膚病と一口にいってもさまざまな原因がありますが、一般に、皮膚病を防いだり、症状をやわらげたりするのには、体をよく洗って十分に乾かすことが大切です。

シャンプーされている犬
Ph/Getty Images
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◆シャンプーの泡で優しく洗うのがポイント

「あまりゴシゴシ洗うのではなく、まず手でシャンプー剤を泡立ててから、その泡を使って汚れを落とすような洗い方が最近は推奨されています。乾かすときは、吸水タオルなどを使ってタオルドライをしっかりしてからドライヤーを使うことをおすすめします。ドライヤーが苦手な子も多いので、短い時間で済むように工夫してみましょう」

また、春は多くの植物にとって、最も元気な季節でもあります。フクジュソウやユリ、チューリップなど毒性のある植物をペットが誤って食べてしまうことがあるので、愛犬の散歩のときなどは飼い主さんが目を配ってあげるとよさそうです。

教えてくれたのは:獣医師・山本昌彦さん

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獣医師。アニコム先進医療研究所(本社・東京都新宿区)病院運営部長。東京農工大学獣医学科卒業(獣医内科学研究室)。動物病院、アクサ損害保険勤務を経て、現職へ従事。https://www.anicom-sompo.co.jp/

取材・文/赤坂麻実

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