ファッション

50代はベージュのパンツを「履いてはいけない」2つの理由をスタイリストが解説

顔周りに白があれば「-10歳」も

大人世代にとって「白」は救世主カラーだと、石田さんは言います。特に顔周りにくる「白」は肌年齢を10歳も若返らせるのだとか。

ハンガーに掛けられた白シャツ
Ph/Getty Images
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白の初心者さんは首周りに白を取り入れるところから

「白の初心者さんなら、ネックラインに白をもってくるところから始めましょう。白いシャツにセーターやカーディガンを重ねて、白いえりと白いカフスをセーターの外に出します。えりを立てると顔の近くまで白がきて、肌色が明るくなります」

ハンガーに掛けられた白シャツ10着
Ph/Getty Images
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デザイン性の高い白シャツや白い靴はおしゃれの鉄板

「白い洋服を選ぶなら、デザイン性の高い白シャツはいかがでしょうか。清潔感とシャープさはもちろん、女性らしさも印象づけることができます。そして、忘れてはいけないのが白い靴です。白い靴には夏のイメージがありますが、冬でも問題ありません。白のスニーカー、白のローファー、白のスリッポン。足元の白は、着こなしがスタイリッシュになり、一気に5歳は若返ります」

『おしゃれな人には理由がある』には、「おしゃれとは、センスや感性だけで勝負するものではなく、きちんと計算された『法則』があり、それさえ知っていれば、誰でもなりたい私になる、おしゃれを手にすることができる」とあります。例えば、「似合う色は、あなたが今着たい色」や「Tシャツと白シャツはデザイン性のあるものを」など、参考になるおしゃれ術が満載です。

◆教えてくれたのは:スタイリスト・石田純子さん

スタイリストの石田純子さんが、白のインナーに、ベージュの羽織ものを着て黒縁のメガネを頭にかけている
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雑誌『装苑』編集部を経て独立し、女性誌のファッションページや、広告・テレビなどで女優のスタイリングを担当。百貨店の研修やトークショーなども精力的に行う。また、2016年に東京・月島にセレクトショップ「DUE deux」をオープン。30~80代にわたる幅広い世代の女性を対象にしたパーソナルなスタイリングアドバイザ―としても活躍。監修書に、『大人の着こなしバイブル』をはじめとする累計30万部超のベストセラー「大人のおしゃれバイブル」シリーズ、『第一印象で素敵な人になるおしゃれの法則』『捨てられない服』(すべて主婦の友社)のほか、多数。

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