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カーペットの汚れを水で吸引!『リンサークリーナー』ならシミ落としも手軽に【スマート家電レビュー】

カーペットやソファなどの布製品。食べこぼしのシミやペットの粗相などがついてしまったら、どうしていますか? 丸洗いしても、あるいは雑巾で汚れを叩き落とそうとしても、手間をかけた割には思ったほどキレイにならないこともあるでしょう。

そんな悩みを解決してくれる画期的な商品があります。アイリスオーヤマの『リンサークリーナー』です。

汚れに水を吹きかけ、浮いた汚れを吸引

おすすめしてくれたのは、ペットを飼っていて、粗相の後始末に日々追われているという家電ライターの田中真紀子さん。

リンサークリーナー本体

「『リンサークリーナー』は、カーペットやソファなどの布製品についた汚れを水洗いできる、数少ない洗浄製品です。部分洗いする場合は、汚れた部分に本体の噴出レバーを引いて水を吹き付け、汚れを浮かします。浮かせた汚れを水と一緒に吸引すれば、簡単に汚れを落とせます」(田中さん・以下同)

お湯やアルカリ電解水も使える

使い方次第で、さらに汚れ落ちが効果的になるそうです。

「40℃までの温水やアルカリ電解水なども使用できるので、より効果的に汚れを浮かせて洗浄することも可能です。わが家ではこれを使うようになって、ペットがラグに粗相しても素早くお手入れできるようになり、ストレスが大きく軽減しました」

他、田中さんが使ってみた実感や工夫のポイントなどを、5つの視点でレビューしてもらいました。

【使用感】吸引した汚水でカーペットの汚れ落ちを実感!

使い方は、まずハンドル部分についた「清水タンク」に水を入れ、噴出レバーを引いて汚れに水を吹きかけます。水を吹きかけることで、汚れが浮き出てきます。

リンサークリーナーの使い方がわかる手元

「実はこの噴出レバーを引く作業が、結構な力仕事。一生懸命引いてもあまり水が出ないんです。苦肉の策で、100円均一ショップのスプレー使って水をかけるようになりました。ただ、2021年2月に発売された新モデル(RNS-P10-W)は、この欠点が改良。噴出レバーを引きっぱなしにしている間は水が連続して噴出され、レバーを何度も引かなくても済むようになったのです」

汚れに水をかけたあと、本体の電源をオン。浮き出た汚れが回収タンクにぐんぐん吸引されていきます。

「これがまた非常に大きな音(苦笑)。使うときは時間に気をつけたほうがいいでしょう。私の場合、家族に『今から音出るよ~』と予告しています」

では、肝心の汚れ落ちはいかがでしょうか?

リンサークリーナーが汚れを取る仕組みを表したイラスト

「吸引力が強く、最初に吸い込んだときは、汚い水が吸い込まれていく様子が見えます。この汚水の色を見るだけで『どんどんキレイになっている!』と実感が得られます。

リンサークリーナーの汚れを取る力を表すカーペットのシミ汚れを取っているところ

一通り汚水を吸引したら、再度水を吹きかけていく作業を3回ほどリピート。そこで吸引される汚水が透明になったら、キレイになった合図と思ってやめます。カーペットの色で汚れが落ちているようでも、見えにくい汚れも残っているはずなので、透明になるまで作業をするようにしています」

さらに、工夫次第で汚れ落ちはアップ。

「ぬるま湯やアルカリ電解水も使えるので、途中から本体の清水タンクは使わず、重曹やアルカリ電解水などを噴きかけて使うようにしています。こうすると、染み付いた汚れもよりキレイに落ちるので、水より断然おすすめですよ」

吸い込んだ水は、本体の回収タンクに溜まっていきます。

「この水が本当に汚い(笑い)。おしっこの黄色っぽさにカーペットにこびりついた汚れが混じって、茶色い水が溜まってくるんです。これを見ると、一見汚れていないカーペットやソファでも、いかに汚れているかがよく分かるので、定期的にお手入れするようになりました」

【手軽さ】使用ごとのお手入れは必須

使用後のお手入れは、毎回必要になります。

「基本的には、清水タンクに水を入れる作業、使い終わったらすぐにブラシ部分やタンクを洗う作業の2つが必要です。清水タンクはもう使っていないのですが、汚れを回収したタンクの方は、すぐに洗わないと厄介なことになります。わが家では一度放置して、大変な悪臭を放ったことがあります(苦笑)。洗うところが多いのが面倒かもしれません」

リンサークリーナーをお手入れしようと、タンクを外している手元

『リンサークリーナー』は汚れを簡単に落とせる点ではとても手軽。ですが、少なくとも使用後はすぐにタンクを洗う手間を考えて、購入したほうがよさそうです。

なお、前モデルは汚水がはいった回収タンクのフタが小さく、タンク内の掃除がしにくいという難点がありました。新モデルでは、タンクの上部全体が外れる形状となっており、汚水の排水やタンク内の掃除がしやすくなっています。

【時短】手作業に比べ圧倒的に時短に

田中さんは、「準備が少しだけ大変ですが、それを上回る時短効果がある」と、高評価。

「私は以前、カーペットのニオイが取れず、お風呂で洗ったことがあるのですが、湯船にカーペットを漬け込んで足で踏んでと、本当に大変でした(湯船のお湯は真っ黒に)。しかも水を吸ったカーペットは異常に重く、湯船から持ち上げられない。やっとの思いでベランダに運んだものの、重すぎて物干しまで持ち上げられないなど散々な思いをしました。

ところが、これを使ってみたら驚くほど簡単に、しかも効率よく汚れが落ちる。『最初からこれをやっておけばよかった!』と後悔したほどです」

リンサークリーナーでマットを掃除している手元

さらに新モデルでは、噴出レバーを何度も引く必要がなく、掃除時間を短縮できそうです。

【コスパ】クリーニング代や手作業による手間を考えるとお買い得

田中さんが使っている前モデルの価格は、税込で1万1880円。この価格はコスパよし?

リビングで、リンサークリーナーを使ってカーペットの汚れを掃除している女性

「カーペットなどの布製品は、クリーニングに出すとかなり値段も高くなります。かといって、自分で洗うとかなりの重労働に。つらい作業から解放されることを考えると、払う価値はあるでしょう」

【意外性】布製品を部分洗いできる数少ないクリーナー

少し前についた飲食物などの汚れだけでなく、長年の汚れまで、水洗いだけで落ちる本製品。

「そもそもカーペットなどの布製品の汚れを洗える製品自体が少ない。さらに長年の汚れまで効率的に落とせる割にはリーズナブルで、画期的だと思います。カーペットやソファだけでなく、布張りの椅子、車のシート、ぬいぐるみにも使えます」

リンサークリーナーで車のシートを掃除している手元

布製品の汚れ落としに苦労していた人にとっては、救世主のような製品でしょう。

DATA

アイリスオーヤマ『リンサークリーナー RNS-300』
販売価格:1万1880円(税込) ※新モデル(RNS-P10-W)は1万6280円(税込)

販売場所:家電量販店、楽天市場やAmazonなどのECサイト、アイリスオーヤマ公式通販サイトほか
https://www.irisohyama.co.jp/products/tool-diy-material/cleaning-machine/phosphorus-sir-cleaner/rlinser-cleane

教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子

白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。
https://ameblo.jp/makiko-tanaka89/

取材・文/桜田容子

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