家事・ライフ

“セカンド冷蔵庫”って便利! ストック残量もスマホでわかる『スマートストッカー』【スマート家電レビュー】

おうち時間が増えて、買い置きする食料品が増えているご家庭も多いのではないでしょうか。常温保存の食品はキッチンなどに置くこともできますが、これからの季節、湿気によるダメージも気になります。

日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』本体

そこで役立つのが、日立グローバルライフソリューションズから発売された1ドアタイプの小型冷蔵・冷凍庫『スマートストッカー R-KC11R』。定格内容積は113Lで、いわゆるひとり暮らしやDINKS向けの冷蔵冷凍庫に匹敵する容量です。

家電ライターの田中真紀子さんがおすすめします。

食品に合わせて、庫内温度を冷凍・冷蔵・常温に切り替え

「これはただの冷蔵・冷凍庫ではありません。日立独自の『ぴったりセレクト』機能を搭載し、庫内温度を冷凍(約-18℃)、冷蔵(約2℃)、常温(約15℃)の3つに切り替えられるのです。例えば、冷凍食品や作り置きのおかずが多いご家庭なら“セカンド冷凍庫”として、テレワーク作業をするお部屋に置いて気軽に飲み物を取り出したいなら“セカンド冷蔵庫”として。

常温保存したい食品を梅雨の湿気などから守りたいなら“常温”に設定するなど、利用シーンに応じて使い分けられるのが特徴です」(田中さん・以下同)

日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』にパンや飲み物などが入っている

扉を開けなくても、スマホでストック状況を確認できる

特長は、ほかにもあります。

「5段あるトレイのうち、2段目と5段目に、重量からストック状況を検知する重量センサーを搭載。『日立冷蔵庫コンシェルジュ』アプリ(無料)と連携し、ストック状況をスマートフォンで確認できるので、庫内を見なくても在庫管理が可能になります。これがあれば外出先からストックを確認して、ムダのない効率的な買い物ができます」

それでは、実際の使用感など5つの視点でレビューしてもらいましょう。

【使用感】在庫管理が圧倒的にラクに!リビングになじむデザインも優秀

まず田中さんが評価したのは、インテリアに溶け込むデザイン。

「1か月ほど借りてみましたが、おしゃれなデザインが気に入りました。従来の白物家電然たるデザインではなく、シャンパンカラーとブラウンのツートンで、インテリアとしても映えます。リビングに置いても違和感なく、むしろ華やかになりました」

日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』が置かれたリビング

田中さんは、セカンド冷蔵庫としてリビングで使用しているそうです。

「初期設定は簡単。冷蔵か冷凍のどちらかで使いたかったので、まずはダイヤルを回して冷蔵に設定します。そしてWi-Fiと連携させ、スマートフォンにダウンロードしたアプリから在庫状況が確認できるようにしました。

セカンド冷蔵庫を置くと、それだけで在庫管理がぐんと楽になります。第一に、メイン冷蔵庫に詰め込まなくてよくなるので、それまでぎゅうぎゅうだったメイン冷蔵庫は中が見渡せるようになりました。消費期限が短いものはメイン冷蔵庫、長めのものはスマートストッカー、と棲み分けができるのも便利です」

重量センサーも大活躍するとのこと。

「本モデルは重量センサーを搭載し、重量の増減で残量を確認できます。使い方をざっくり説明すると、2段目と5段目それぞれに、食品ごとに在庫100%の状態が何グラムか、重量を入力します。あるいは、今入れている重量を100%として、自動計測もできます。

次に、この在庫がどれくらいまで減ったらお知らせするか、お知らせのタイミングを設定します。私は25%、つまり4分の1になったら通知するよう設定しました」

◆名もなき家事によるストレスも解消

一度設定してしまえば、あとは普通に使うだけです。

「使えば残量は減るし、買い足せば増えるし、大幅に減れば通知がきます。同時に線グラフでも増減が表示されるので、1週間にどれくらいのペースで減っているか、把握することもできます。

我が家では、ヨーグルトを食べることが多く、しょっちゅう切らしてしまうので、この通知は大助かり。何しろ家族は最後の1個を食べても、『なくなった』と教えてくれるどころか、次に食べたいときに唐突に『ヨーグルトがないよ?』と言ってくる始末。いつも『早く言ってよ』『なんなら、気づいたときに自分で買ってくればいいじゃない!』と不満に思っていました。こういった名もなき家事によるプチストレスも軽減され、生活の質が上がりました」

ただし、重量だけで在庫管理をするシステム上、原則的に同じ段には同じものしか載せられません。

「本当に切らしたくないものは何か? 2段目と5段目に置くものを吟味する必要があります。

ちなみに我が家の場合、冷凍に切り替えて使ったときは、5段目をご飯ものや麺類などの冷凍食品を入れるスペースにしました。以前は、私の帰宅が遅いときや小腹が減ったときに、『すぐに食べられるものがない』という問題が発生していました。そこで、5段目に『とりあえず今、お腹を満たせるもの』というカテゴリで冷凍食品を置くようにしてからは、家族のごはんも管理できるように」

在庫管理したい食品を、2段目と5段目の2つの段に使い分けられるのも便利ですね。

【手軽さ】セカンド冷蔵庫がある便利さに感動

手間がかかるとしたら、初期設定するときだけだそうです。

冷蔵庫の横に日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』が置かれたキッチン

「重量センサーを使う在庫管理については、最初の登録は少々面倒。でも設定さえ終わればストックする内容を替えない限り、特に手間はありません。それ以上に、セカンド冷蔵庫がある便利さ、メリットの方が大きいですね」

【時短】食品の買い物が多い人ほど時短に

時短要素は多数あると田中さんは言います。

「まずセカンド冷蔵庫を使うと、庫内が整理しやすくなり、食材を探す手間も省けて時短。次に、外出先から在庫チェックができれば、帰宅後また買いに行く二度手間が防げて時短。さらに、家族みんなでアプリを管理して気づいた人が買ってきてくれれば、いつも買い物を任されている人にとって時短になります。わざわざ買い物を頼む手間も省けます」

ストックが多いご家庭や、食品の買い物に出かける機会が多い人ほど、時短効果が高そうです。

【コスパ】小型冷蔵・冷凍庫としては高額でも機能を考えれば納得

価格は、8万7780円(税込、編集部調べ)。

ソファの横に日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』が置かれている部屋

「単純に小型冷蔵庫として考えると高いかもしれませんが、前述のようにデザインがおしゃれなので、やはり他とは一線を画していると思います。また温度の切り替えには数時間かかるものの、例えば『コストコで大量買いするから、冷凍にしておこう』とか、『防災備蓄を入れたいから常温で』などの柔軟性の高さも唯一無二。もちろん在庫管理の負担をサポートしてくれる点でも、この価格の価値はありだと思います」

【意外性】本体に重量センサーを搭載している点で斬新

「冷蔵庫本体に重量センサーを搭載している点で、斬新」だと田中さん。

「冷蔵庫内に入れられるプレートで、重量センサーを搭載した商品はありますが、冷蔵庫本体に備え付けるという点では、なかなか大胆。買い物前に、庫内の写真をスマホで撮るなど、冷蔵庫の在庫管理には苦労しているかたは多いですが、そんなかたにもこの方法はおすすめできます」

ストックが多い人、在庫管理に苦労している人、あるいは来客が多くてドリンクを切らしたくないオフィスや家庭など、需要はさまざま。梅雨時で食品が傷みやすいこの時期はもちろん、年間通して重宝しそうな冷蔵・冷凍庫です。

【DATA】

日立グローバルライフソリューションズ『スマートストッカー R-KC11R』
販売価格:8万7780円(税込、編集部調べ)
販売場所:ECサイト(家電量販店、楽天市場、Amazonなど)、日立オンラインストアほか

教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子

白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。
https://ameblo.jp/makiko-tanaka89/

取材・文/桜田容子

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