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【64歳オバ記者のリアル】亡き愛猫・三四郎と”カニカマ”の思い出 サラダにも久しぶりに…

バツイチ独身のライター・オバ記者(64歳)が、趣味から仕事、食べ物、健康、美容のことまで“アラ還”で感じたリアルな日常を綴る人気連載。251回目となる今回は、前回も綴った2年前に亡くなった愛猫・三四郎との思い出について。

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アルバイトをお休みしている理由

先月から議員会館でのアルバイトをお休みしている。理由はふたつで、ここらでモノカキ仕事を改めて頑張ろうという私側の事情と、緊急事態宣言で、事務所への来客がめっきり減って、私の役目だったお茶出し業務が、ほとんどなくなったことなの。

しかし今回の「県をまたいだ人の行き来を自粛すべし」というお触れの強烈さといったらないね。都内でも「会おうよ」と友達を誘いにくい感じだもの。そうなると、ひとり暮らしの私は、「あれ、今日は誰とも話してないわ。やだ、昨日もそうだ。まる2日、会話をしてないわ」と気づいてがく然としたりする。靴を履かない日は、人の生声を聞かないもんね。

亡くなった愛猫のTシャツを発注

だからかな。気がつくと19年同居して2年前に亡くなった愛猫・三四郎のことばかり考えている。前に”奴”の写真入りのTシャツを作ったことを思い出して、近所の印刷屋さんに行くと、5月末で閉店するそう。あわててTシャツを2枚発注した。

ん? 先週は画家の松沢真紀さんに油彩で肖像画を描いてもらい、受け取ったばかりなのに、今週はTシャツって、私、もしかしてヤバい?

サラダに入れた”カニカマ”

しかし食欲は相変わらずバリバリで、毎朝、目が覚めた瞬間、頭の中はサラダでいっぱい! 肌寒い間は食べたいと思わなかったのに半袖Tシャツの季節になったらものすごくおいしそうに思えてきて、来る日も来る日もよ。

オバ記者のサラダ

サラダの基本はレタスに、スライサーで極限まで薄切りにした玉ねぎを4分の1個くらいのせて、あとは冷蔵庫をあさってトッピング。クリームチーズに砕いたナッツに、今ハマっているのが厚焼き卵だね。最近、ちょっと焼く腕をあげたんだ!

それから長い間、封印していた”カニカマ”も乗せだした。

”カニカマ”は三四郎の大好物でね。冷蔵庫から取り出すと部屋のどこに潜んでいてもスッ飛んできて、台所に立つ私の足首に頭頂部をガツンとぶつけて、ニャーニャーうるさい。

それを思い出したくなかったから、亡くなってから使えなかったんだ。それが今は大丈夫。

もしかして、いま、”奴”を思ってメソメソするのは、亡くなったことを私が認めたからなのかもね。コロナ禍のおかげ、なんていうのも忌々しいけど、もしそんなものがあるとしたら、静かにひとりで”奴”を想う時間を得たことかも。そうとでも思わないと、やってらんないっす!

オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

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