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平野レミさんが語る前向きに生きるコツ 健康の秘訣は義娘・上野樹里直伝のシチュー

人生100年時代と言われる現在、豊かに生きるためには年を重ねてもポジティブに毎日を過ごすことが大事です。

料理愛好家・平野レミさん
いつも笑顔の平野レミさんに、前向きに生きるヒントを教えてもらった
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そこで、明るい笑顔と軽快なトークで、ユニークな料理を紹介する料理愛好家の平野レミさんに、前向きに生きるヒントを教えてもらいました。

これまで大病なし、虫歯なし、肩こりなし

「私は虫歯もないし、肩もこったことなくて、本当に元気なの。大きな病気もしたことない。ほら見て(口を開ける。真っ白な歯)。歯がしみるとか、体が痛いとか、わからないなあ」

そう早口で語るレミさんは元気そのもの。心身とも不調を感じる人が多い40、50代の頃も、不調とは無縁で料理愛好家の仕事に邁進していた。

そんなレミさんに「50代までにしておけばよかったこと」を尋ねると、返ってきた答えは「車の免許を取得しなかったこと」だと言う。

和田誠さんと平野レミさん
新婚当初、「免許を取ったら離婚する」と言われたというレミさん
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「結婚してすぐに車の免許を取ろうと思ったら、夫の和田(誠)さんが“免許を取ったら離婚する”って言うの。そんなわけないのに、信じちゃったのよ。もう教習所に10万円払っていたからさ、明日からスタートって時にキャンセルしたんだけど、10万円は返してくれなかった(笑い)。

そしたら、みんながね、“和田さんが正解!”って言うの。私はタクシーに乗ったとき、先の先まで信号が青、青、青って青がずーっと続いているともう心配で、“運転手さん、赤にならないうち早く行っちゃいましょう!”って言っちゃうの。私がそういう人だから、免許を取ったら大変なことになるって言われちゃってね。そうかなと思って(笑い)」

健康の秘訣は「歩き」と義理の娘直伝の「野菜シチュー」

そんなレミさんの健康の秘訣とは――。運動は続けているが、ジムに行くような手間のかかることはやっていない。

「全て日常生活は運動の連続ですよ。わざわざ運動をするのは面倒くさいから、週に2、3回買い物に行くときに、あえて往復1時間くらいかかる遠いスーパーに歩いて行くの。帰りは大きな袋を担いでね。あとは運動がてら庭で芝刈りをしたり」

料理愛好家・平野レミさん
健康の秘訣は日常生活の運動とバランスの取れた食事
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料理は、栄養バランスのとれた食事を心掛けている。

「上野樹里ちゃん(長男・和田唱さんの妻)から聞いたんだけど、葉野菜は生で食べても、あまり栄養素を吸収できないんだって。だからシチューみたいな料理で、ゆで汁ごと全部飲むようにすると、栄養をムダにせずに摂取できるみたい。

それからは、キャベツ、セロリ、にんじんなどの野菜やにんにくを鍋にたくさん入れちゃってダシ入れて、ゴトゴトやるの。柔らかくなったら塩とこしょうで味を付けて、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。あとは、食べる量だけお椀によそって、そこにたんぱく質の卵を割ってチンするの。味が薄ければ塩、こしょうを振って、それだけでおいしいから作り置きに便利。

樹里ちゃんはすごく栄養のこと考えていて、今や私の先生よ(笑い)。私は便秘になりやすいから、こういう野菜シチューがいいって教えてくれたのね。それにね、片付けの先生でもあるのよ。作り置きの野菜シチューで腸壁をきれいにすると便秘が治るように、部屋を片付けると風通しがよくなっていいことがあるから、家の宿便をきれいにしましょうって、樹里ちゃんが言うの(笑い)。

見えないようにみんな戸棚にしまっても、戸棚が宿便になっちゃうから戸棚の中から捨てないとダメって言われちゃった。つい、もったいないって思っちゃうのはダメだって(笑い)。

野菜を食べるようになったら便秘が治ったのよ。樹里ちゃんのおかげね。電話をしたら、ほら見なさいって言われちゃった。もうね、若い者には巻かれろね(笑い)。本当は私、お肉が好きなんだけど、健康で長生きしたいから、これからも野菜を食べま~す。それに運動もしてね」

料理も気持ちも、一晩寝かせるとマイルドになる

ストレスを溜めない生活スタイルも、健康につながっているようだ。

「楽しい毎日を送るには、好きなことをするのが一番! 嫌な人とは付き合わないこと(笑い)。気の合う人とお茶を飲んで、心の中に溜まっているものを吐き出すと随分と気持ちが楽になるし、そういうお友達は大事だと思います。

いい人か悪い人か、しゃべっているとわかるのよね。この人とは合わないなと思ったら、電話がかかってきても出ない(笑い)。するとストレスが溜まらないしね。仕事関係の人は、仕事だけで終わるから大丈夫。それでもストレスがたまったら、ワインを飲んで寝ちゃう!

シチューやカレーってさ、当日作ったものは味がとんがってるじゃない。でも、一晩寝かせるとマイルドになるの。人間関係もそれと一緒。その日は“あの人、頭にきちゃう!”って気持ちがとんがっているけども、一晩寝るとね、次の日は気持ちがマイルドになっているの。カレーも人間も一緒よ」

料理愛好家・平野レミさん
楽しい毎日を送るには、好きなことをするのが一番!
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経済的に自立して早期リタイアする「FIRE」が注目を集めているが、レミさんはこうしたものには懐疑的だ。

「急いで仕事をやめて、どうするの? 自分の好きなことをしていれば、そういう気持ちにならないよね。もしかしたら、50歳からできることって、“やりたいこと”と“やるべきこと”が一緒になるような生き方を探すことかもしれないね。やりたいこととやるべきことが一致していたら幸せだから。お金まで入ってきたら、ますますハッピーよね」

平野レミさんの作品
レミさんの作る料理はみなハッピーを感じるものばかり。「ブロッコリーのたらこソース」
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終わりの見えないコロナ禍で、ストレスを抱える人も増えている。そんな人に向けて、レミさんが「おまじない」を教えてくれた。

「鏡を見て、もしも口がヘの字だったら、口角を上げてスマイルを作るの。スマイル、スマイル、スマイルって唱えて。心は悲しいんだけど笑顔を意識して作っているとさ、ホントに心から笑えるようになるのよ!

落ち込んでいる人も、鏡を見てスマイルしようね。自分に暗示をかけるの。案外、暗示にかかっちゃうものよ。昔から、笑う門には福来るっていうじゃない。笑っていれば、いいことがいっぱいくるよ。怒っていたら福が逃げちゃう。ニコニコしようね!」

「お祭りキュウリ」も自信作
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秘伝・牛トマ
「秘伝・牛トマ」も絶品と評判
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◆料理愛好家・平野レミさん

東京都出身。日航ミュージックサロンで歌手デビュー。1972年にイラストレーターの和田誠さんと結婚し、出産後は育児に専念するため歌手活動を休止。その後は料理愛好家として活動、明るい性格とユニークなレシピで人気に。多機能鍋「レミパン」などのキッチン用品の開発、特産物を使った料理で全国の町おこしなどにも参加。テレビ、ラジオ、講演会などマルチに活躍中。

◆和田誠展

2021年10月9日(土)~12月19日(日)/東京オペラシティ アートギャラリー(東京・新宿区)https://wadamakototen.jp/

平野レミさん
2016年冬、夫の和田誠さんと日光へ行ったときのショット
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取材・文/小山内麗香

●平野レミさん 和田誠さん死去から2年、最愛の夫との別れをどう乗り越えたのか

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