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皇后雅子さまの“ライトグレー”着こなし術|品よく明るい色味で華やいだ雰囲気に!

2020年2月、皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で開催されていた即位記念特別展「令和の御代(みよ)を迎えて」をご見学される天皇皇后両陛下
皇后雅子さまは洗練されたグレーのパンツスーツスタイル(2020年2月10日、Ph/JMPA)
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そろそろ秋も終盤。衣替えも終え、いざ手持ちの服を見てみると黒や茶色など、暗めの色ばかりと感じたことがある大人女性も多いはず。暗い色は引き締めて見せる“締め色”になり、大人の落ち着き感を醸し出してくれる存在ですが、一方で顔色まで暗く見せてしまうリスクもあります。そこで、注目されているのが、大人の落ち着き感と顔映え力を兼ね備えた「ライトグレー」という色。今回は、皇后雅子さまが秋冬にお召しになったライトグレーの着こなしをチェックしていきましょう。

他の色とも合わせやすく上品なライトグレーは大人向き

淡く繊細なグレーはどんな色やアイテムとも相性よし。ニットやシルクなど身につける素材の幅が広がる秋冬だからこそ、素材感もしっかり伝わる明るいグレーはデイリー服においても何かと重宝します。洗練された華やぎ感もあり、落ち着いたグレーというカラーだからこそ、知的なムードも漂い、まさに大人女性にぴったり。

“ツヤ”アイテムを添えれば華やかさをプラスすることに

天皇皇后両陛下は2020年2月、皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で開催されていた即位記念特別展「令和の御代(みよ)を迎えて」をご見学。

雅子さまは、ほんのり青みを帯びたグレーのパンツスーツスタイル。青の持つさわやかさと、グレーの持つ落ち着いた印象のいいとこどりで、洗練された雰囲気を漂わせてくれる色味です。

2020年2月、皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で開催されていた即位記念特別展「令和の御代(みよ)を迎えて」をご見学される皇后雅子さま
スカーフやパールアクセサリーで女性らしさが際立つ(2020年2月10日、Ph/JMPA)
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青やグレーはどちらかというと男性的な色のイメージですが、淡いブルーグレーは、原色の青よりも優しく柔らかい印象に。パンツスタイルでも、この色の効果とスカーフやアクセサリーなどの小物使いでぐっと女性らしさが際立つコーディネートに着地します。

首元にはスカーフとネックレスを重ねづけ(2020年2月10日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、首元にスカーフをお召しになり、ネックレスを重ねることで、顔周りまで華やいだ印象です。スカーフを取り入れることで、立体感が出て、全体的にメリハリ感も生まれ、目線が上に操作され、脚長効果も狙えます。

袖や襟に光沢のある生地が配されている(2020年2月10日、Ph/JMPA)
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淡い色というと、膨張して見えてしまうのがネック。その点、雅子さまの召されたスーツは、袖や襟に光沢のある生地が配されていることで、のっぺりせずに、キリッとシャープな印象を受けます。

雅子さまのように、Vネックだったり、センタープレス加工がされたパンツをはくなど、縦のラインを強調することで、淡いグレーでも引き締まった印象を与えることができます。

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同じトーンの水色や白で明るさを際立てて

2019年9月、茨城で開催された「国民体育大会」に出席された雅子さまはブルーグレーのパンツスーツ姿。人気のくすみカラーも明るめのブルーグレーなら顔映え力もバッチリです。

ブルーグレーを中心にトーンをそろえられた見事なコーディネート(2019年9月29日、Ph/JMPA)
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ブルーがかったグレーのパンツスーツにイヤリングやネックレスなど存在感のあるアクセサリーをつけることで、グッと女性らしさが際立つウワテなスタイリング。雅子さまのコーディネートを参考に、ライトグレーのニットやコートに、パールアクセサリーや水色、白などを合わせて明るい印象に見せるのがおすすめです。

天皇陛下のジャケットの色味とも合わせられているようだ(2019年9月29日、Ph/JMPA)
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バッグもブルーにして全体のトーンを揃えられている(2019年9月29日、Ph/JMPA)
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ハイヒールにもブルーがはいっている(2019年9月29日、Ph/JMPA)
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