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歳末セールと新春セール、どっちがお得か?ファイナンシャルプランナーの結論

SALEの文字が入った紙袋と門松
歳末セールと新春セール、どっちがお得?(Ph/Photo AC)
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ネットショップやスーパー、デパートなどで盛んに行われる年末年始のセール。うれしいけれど、一体いつ買うのがお得なんでしょうか? そんな疑問を、生活消費アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが解決! 年末に買うべきもの、年始に買うべきもの、それぞれについて教えてもらいました。

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歳末セールと新春セール、どっちがお得?

年末に行われる歳末セールと、年明けに初売りと共に行われる新春セール。どっちがお得なの?という質問に対して、結論を言うと新春一択なんです。

決算セールのチラシ
歳末セールより新春セールがお得だという(Ph/Photo AC)
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歳末セールがあまりお得ではない理由

年末はボーナスや早い人は年末調整の還付金もあり、消費者の財布のひもが緩んでいることから、購買意欲を高めるためにセールがうたわれているだけで、実際はそこまで安くなっていないことが多いんです。

アパレルは年明け以降が狙い目

特にアパレル商品に関しては、年明けから2月中旬にかけてとても安くなるので、年末に買うのは要注意。ただし、値引き率が高くなればなるほど売れ残りと考えることもできるので、気に入ったアイテム、サイズは妥協しない方が長期的に考えればよい買い物になるでしょう。

初売りで買うと得する商品

中でも、初売りで買うのがおすすめといえるアイテムをピックアップして紹介します。

ビックロの外観
年始に特にお得なのは、「ユニクロ」と家電量販店?(Ph/Photo AC)
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ユニクロは半額以下に!? アパレルは断然年明けがオトク

例えばユニクロは例年、三が日のセールでカシミアセーターとヒートテックが通常よりもかなりお得になるので、歳末セールに比べて倍以上も値段が違うことも。一人当たりの購入点数に制限はありますが、カシミアセーターやヒートテックを愛用している人、セールの機会に買ってみようと思っている人は、年明けまで待ってみるといいかもしれません。

ただし、人気商品なのですぐに売り切れてしまうのが懸念点。店内も相当混み合いますので、私はオンラインストアを活用しています。ユニクロオンラインでは、1回の注文が4990円以上の場合は送料無料に。店舗受け取りにすれば、4990円以下でも送料がかからないので活用しましょう。ただし、店舗到着後14日間以内に受け取る必要があるので、注意してくださいね。

家電も年始のセールが◎

家電を購入するときにメーカーや型落ち品にこだわりがなければ、歳末セールよりも初売りのほうが安くなります。特に三が日は目玉商品が出そろいますし、福袋もおすすめです。家電の福袋は基本的に中身がわかるようになっているので、自分がほしいものがいくつか入っているものであれば、かなりお得な買い物ができます。

年末に買っておいたほうがいいもの

年末に購入する方がお得なものも、まったくないわけではないんです。年末だからこそ、という商品に注目してみてください。

大掃除シーズンは掃除用品が狙い目

並んだ洗剤
掃除用品は年末に買った方がお得になりやすい理由とは?(Ph/Photo AC)
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掃除グッズや洗剤といった掃除用品は、年末の大掃除シーズンにあわせて各社がお得なキャンペーンや割引をしたり、新商品を発売したりします。

これは、大掃除の際に使ったメーカーのものを、その後も定番として使い続けてほしいという意図があるからです。1年の中でも特にこの時期は狙い目なので、多めに購入しておくことを検討してみてはいかがでしょうか。

定番食材は市場が閉まる前に

もう一つ、年末に買っておくといいのが、節約の定番・豚のこま肉や鶏むね肉、ひき肉などの比較的安い食材。

トレーニ入ったひき肉
安い肉類はクリスマス前にまとめ買いが◎(Ph/Photo AC)
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なぜかというと、年末年始は市場が閉まってしまうため、年始のスーパーで量が出回らずに高くなりがちだからです。同じ理由で、日持ちするにんじん、玉ねぎ、じゃがいもといった野菜や、冷凍保存ができるきのこ類などもクリスマス前に買っておくといいでしょう。

クリスマス後から年始のスーパーは、すき焼き用やステーキ用の牛肉や、冷凍カニ、かまぼこなどの正月食材ばかりが並んでいて、定番の食材があまり並んでいないですよね。年明けに市場が安定するまでは定番食材がなかなか安くならないので、値段が上がる前に買って冷凍庫などで保存しておくのが得策です。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

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