エクササイズ

PC疲れを【筋膜リリース】で。背中痩せにも役立つストレッチ

今、話題のキーワード「筋膜リリース」だけれど、その正しい意味をちゃんと理解している?

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そこで、家庭でできる簡単エクサに定評があるトレーナーの近藤加奈恵さんが、正しい「筋膜リリース」を伝授。今回は背中のコリをほぐす「広背筋ストレッチ」をご紹介。

背中痩せや、痩せ体質への改善にも役立つから、さっそくすきま時間に取り入れて。

* * *

そもそも「筋膜リリース」って?

筋膜とは、升目状に張り巡らされた筋肉の膜。ゆがんだ姿勢のせいで、これが揺れたり、シワになったり…。そうした乱れた升目を、ストレッチをすることできれいな状態に整えるのが「筋膜リリース」です。

ただし、そもそも筋膜をゆがめる原因となっている姿勢の悪さを直さないと、ストレッチをしてもまた同じことの繰り返しになってしまいます。

猫背が背中太りとコリの原因!

背中にお肉がつく原因は、姿勢の悪さ。猫背になると肩が前に出て、「僧帽筋(そうぼうきん)」や「広背筋(こうはいきん)」といった背中の筋肉を使わなくなります。そうなると、腕の後ろ側に脂肪が流れ込み、いわゆる“背中太り”になってしまいます。

背中の脂肪が邪魔で、肩や腕を正しい位置に戻すことができないと、猫背でいるほうが自然で楽に。その結果、頭の重みが首や肩、背中に余計な負担をかけることになって、肩こりや偏頭痛に悩まされる人もいます。

また、長時間、同じ姿勢でデスクワークをしている人は、背中にもコリが生じているはず。次のページでご紹介する「広背筋ストレッチ」をすることで、背中の筋膜をリリースしましょう。ダイエット中の人も背中痩せや痩せ体質への改善に役立つので、ぜひトライを。

【「広背筋ストレッチ」のやり方を動画でチェック!】

「広背筋(こうはいきん)」とは、肩甲骨の下にある筋肉。姿勢を支える筋肉である広背筋を鍛えると、肩こり解消や猫背の改善につながります。また、体の中でも大きな筋肉のひとつなので、鍛えると基礎代謝がアップ。脂肪燃焼しやすい体質への改善にもオススメです。

背中のコリと猫背を改善する「広背筋ストレッチ」

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【1】椅子に座った状態で、手を後ろで組む

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【2】体を斜め前に傾け、両腕を持ち上げる。このとき、背中の肩甲骨を寄せるように意識をする
【3】椅子の背もたれにゆっくりと両手をのせ、体を起こす

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【4】肩を下ろし、息を吐きながら胸を張り、肩甲骨を寄せる

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【5】ゆっくりと肩と肩甲骨を元の位置に戻す
【6】【4】〜【5】を繰り返す

【4】のOK姿勢

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肩の高さが平行な状態

【4】のNG姿勢

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肩が上がるとコリの原因になってしまうので要注意! また腰を反らせると、腰に負担かかる。腰痛の原因にも注意。

動画で流れをチェック!

また【2】のときに、口を大きく開いて「アイアイ」と繰り返すと、二重アゴの予防に。大きくはっきり「からあげ」と言うのもオススメです。

背中は日常生活でなかなか意識しづらい部位。このストレッチを1日1回行うことで、背中の筋肉に意識を向けて。夏が来る前に水着が似合う”背中美人”を目指しましょう!

写真/竹井俊晴

【同シリーズの記事はこちら】
【筋膜リリース】ツラい肩こり改善に役立つ「僧帽筋ストレッチ」

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監修:近藤和奈恵(こんどう・かなえ)

KondoKanae_profile

愛知県生まれ。アクアビクスインストラクター。至学館大学、名古屋学院大学 非常勤講師。1996年の「ワールド・ウォーターエアロビクス・チャンピオンシップス」で、日本人で初めてのワールドチャンピオンを獲得し、以後、5連覇を果たす。現在は、アクアビクスをはじめ、からだバランスエクササイズや整体などの活動を行い、テレビでも活躍。著書に、『アクアビクス入門—美と健康へのアクセス』(中日新聞社)