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“加湿機能あり”の空気清浄機は日本特有!? その理由と加湿機能付きのメリット&デメリット

コーウェイ『AIRMEGA 250H』や花瓶などが置かれた部屋の一角
日本の空気清浄機市場では、7~8割が加湿機能付き(写真はコーウェイ『AIRMEGA 250H』)
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加湿機能を兼ねた空気清浄機が増えてきています。「空気清浄に特化しているモデルの方が、本来の性能が高い」といわれていますが、乾燥しがちなこの季節、加湿機能も気になりますよね。そこで、家電ライターの田中真紀子さんに、加湿機能付き空気清浄機のメリットとデメリットを解説してもらいました。

1台分の設置スペースで空気清浄&加湿ができることが最大のメリット

「空気清浄機売り場に行くと、加湿機能がついた空気清浄機を目にすることがあると思います。実はこれは日本特有の傾向で、日本の空気清浄機市場では、7~8割が加湿機能付き。それに対し海外製はほとんどが空気清浄機の単機能です。最近ではちらほらと加湿機能付きが登場してはいるものの、そもそも海外では空気清浄機と加湿機を一緒にするという発想がないようです。

なぜ日本でニーズが高いのかというと、こと首都圏の住宅においては空気清浄機と加湿器を両方置くスペースがないという住宅事情があります。また日本市場では、“1台○役”という多機能タイプが重宝される傾向にあるからです」(田中さん・以下同)

そんな加湿機能つき空気清浄機のメリットは、やはり「1台分の設置スペースで空気をきれいにしながら加湿ができるところ」だそう。

「とりわけ、加湿と空気清浄を同時に稼働させたい乾燥しやすい季節においては、操作を一元管理できる点でも便利です」

選ぶなら加湿用の水の清潔さにこだわった空気清浄機を

一方のデメリットは、やはりお手入れの煩雑さです。

「注意したいのは、1台に詰め込むため内部構造が複雑になり、特に加湿部分のお手入れが煩雑になりがちな点です。加湿機能周りは、タンクやフィルターをクエン酸や専用の洗浄剤でマメに洗浄しなければあっという間に雑菌が繁殖し、菌だらけの水で加湿することになりかねません。お手入れが苦手な人は、空気清浄機と加湿器は別々にし、それもお手入れの手間が少ないものを選んだ方がいいでしょう」

もしお手入れを面倒に思う人が加湿機能付きを買うなら、お手入れがしやすいモデル、あるいは加湿用の水を抗菌するなど清潔さにこだわったモデルがおすすめ。

「もうひとつ、1台で済むとはいえ加湿機能がつく分、本体も大きく存在感が増すため、デザインにもこだわって選びたいところです」

そこで今回は、加湿用の水を清潔に保つ機能を搭載し、かつデザイン性も高いモデルを、田中さんに選んでもらいました。

【1】コーウェイ『AIRMEGA 250H』

こちらは、韓国の家電メーカー・コーウェイの『エアメガ』シリーズ。核となる空気清浄機能は田中さんのお墨付き。

コーウェイ『AIRMEGA 250H』
コーウェイ『AIRMEGA 250H』7万4800円(税込)2021年12月発売のモデルは複数の衛生加湿機能を搭載
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「同シリーズは、0.01μmの超微細な粒子を99.999%除去するほか、『抗菌GreenHEPAフィルター』がキャッチしたウイルスや有害菌を99.9%以上不活化する高性能な空気清浄機です」

加湿中から加湿後まで、雑菌やカビの発生を抑える機能を搭載

さらに2021年12月に発売された本モデルは、複数の衛生加湿機能を搭載。

コーウェイ『AIRMEGA 250H』の給水トレーを出している手元
加湿清浄モードで運転中は90分ごとに次亜塩素酸を生成し雑菌やカビの発生を抑制
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「例えば給水トレーに水が溜まり続けると雑菌が繁殖しやすくなりますが、本モデルは加湿機能を停止するとトレーの吸水口を遮断することで、水に含まれる大腸菌を99.99%減少。そして加湿フィルターに風を送り、速やかに乾燥させます。

加湿清浄モードで運転している最中は、90分ごとに次亜塩素酸を生成するなど、雑菌やカビの発生を抑える機能を複数搭載しています」

スッキリとした薄型のデザインも特徴的。「黄砂」「新築」「ダブル脱臭」と3種類のカスタムフィルターも別売りで用意されているので、悩みに合わせて追加購入できるのもありがたいですね。

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