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カーペットの掃除は粘着ローラーより掃除機を  病院清掃35年のプロが語る掃除の新常識

掃除機はコードレスのスティックタイプを

さて、回転ブラシを採用する掃除機といっても種類は豊富ですね。他に選び方にポイントはないでしょうか?

「一つは、排気口の位置。高い位置にあるものをおすすめします。というのは、掃除機は、排気口が低いと排気によって、床など低い位置にある部屋のホコリが舞い上がりやすくなるから。ただし、排気の風が壁に当たることで、壁のほこりを舞い上げる可能性があるため注意が必要です。

もう一つは、コードがあるキャニスタータイプより、コードレスのスティックタイプがおすすめです。掃除機をかけている間、汚い空気が排気されたとしても、フィルターを通して微粒子がしっかり除去されれば汚染物質が排気されにくくなります。コードレスのスティックタイプは、フィルターを搭載している機種が多いのです」

コードレス掃除機
コードレス掃除機もおすすめ(Ph/photoAC)
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フローリングに比べて細かい汚れを吸い取りにくいカーペット。ぜひ最適な道具を使いたいものです。

◆教えてくれたのは:松本忠男さん

プラナ代表取締役社長、ヘルスケアクリーニング代表取締役社長・松本忠男さん
プラナ代表取締役社長、ヘルスケアクリーニング代表取締役社長・松本忠男さん
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プラナ代表取締役社長、ヘルスケアクリーニング代表取締役社長。東京ディズニーランド開園時の正社員、ダスキンヘルスケア勤務を経て、亀田総合病院のグループ会社に転職。現場の清掃管理者経験を含め33年間、病院清掃に従事。トータル700人以上の清掃スタッフを育ててきた経験から、掃除のコツやノウハウを、医療、介護施設、清掃会社、家庭などに伝授している。著書に、『病院清掃35年のプロが教える 最新科学でわかった病気にならない掃除術』(幻冬舎)などがある。

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