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アート&絶景がスゴイ!いま旅に行くなら「瀬戸内&四国」である理由を旅行ジャーナリストが解説

格安レンタカーや限定ツアーで絶景パワースポットへ

列車旅で不便に感じるのが駅からの交通。バスはあっても本数が少ないなど悩ましいことも多いもの。「四国アフターDC満喫きっぷ」利用者は、24時間2000円で駅レンタカーが借りられるのでお得に使いこなしましょう。

父母ヶ浜(香川県)
全国的にも有名になった父母ヶ浜(香川県)では絶景写真に挑戦
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また4月23日~9月25日の土・日・祝には、JR高松駅もしくはJR琴平駅発着で、絶景巡りのツアー(https://shikoku-tourism.com/dc/23405 琴参バス運行:高松駅発着3000円、琴平駅発着2000円)も設定があります。天空の鳥居と話題の高屋神社の本宮(※別途シャトルバス利用)、日本のウユニ塩湖と表される絶景が広がる「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」を案内つきでまわれます。レンタカーの運転は自信がないかたも安心ですし、ひとり旅にもおすすめです。

清掃活動などを通じて、父母ヶ浜の環境を守る「ちちぶの会」の皆さん
清掃活動などを通じて、父母ヶ浜の環境を守る「ちちぶの会」の皆さん。写真撮影のレクチャーや、シャッターを押してくれるなど頼もしい存在
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なお、高屋神社本宮への道路は、土・日・祝の日中、一般車の通行は禁止です。下宮から徒歩か、琴弾公園から発着するシャトルバスでのアクセスとなります。

高屋神社本宮
高屋神社本宮は標高404mの稲積山の頂上にある(※下宮から階段を歩いて登る場合は片道50分ほどの所要)
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高屋神社の絶景を望む自動販売機
高屋神社の絶景を望む自動販売機
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おみくじや御朱印
自動販売機では、おみくじや御朱印などが販売されている
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高屋神社本宮へのシャトルバスが発着する琴弾公園には、東西122m、南北90m、周囲345mもある大きな銭形砂絵「寛永通宝」があります。1633年に藩主である生駒高俊公を歓迎するために一夜で作られたという話も伝わる歴史ある砂絵で、その大きさは圧巻。琴弾公園の展望台から眺めるときれいに「寛永通宝」の文字を見ることができます。健康や金運があがるといわれ時間があればぜひ立ち寄りたいスポットです。

琴弾公園にある銭形砂絵「寛永通宝」。展望台からみると文字が綺麗に見える
琴弾公園にある銭形砂絵「寛永通宝」。展望台から見ると文字が綺麗に見える
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今年のゴールデンウィークは暦もよく、ゆっくりじっくり瀬戸内をまわるチャンスです。新緑に彩られる山々、島の間を船が行き交う景色、そして3年に一度のアートの祭典などに触れることで、気持ちもリフレッシュできます。お遍路文化である、四国の方の温かいもてなしにも注目です。

他にも期間限定の観光プランやイベントがあるので、詳細は「四国アフターDCのホームページ(https://shikoku-tourism.com/dc)」でご確認ください。

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
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旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年よりNHKラジオ『Nらじ』月一レギュラー。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

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