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猛暑到来!旅行ジャーナリストが実践する夏旅を快適にするワザと暑さを避けるお出かけスポット

旅行ジャーナリストの村田和子さん
旅行ジャーナリストの村田和子さんが猛暑の夏旅を快適にするヒントを紹介!
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早々に梅雨明けを迎え、7月上旬というのに夏本番。日本各地うだるような暑さが続きます。これだけ暑いと「熱中症」を始めとした体調不良も気になります。今回は、旅行ジャーナリストの村田和子さんに、猛暑の夏旅を快適にするヒントをご紹介いただきます。

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基本、旅で晴れるのはうれしいこと。でも、これだけ暑いと喜んでばかりもいられません。私も以前、旅先で熱中症になった経験がありますが、旅では知らず知らずのうちに無理をしてしまいがち。今回は猛暑の夏を快適に旅するヒントを紹介します。

猛暑での旅計画予定は7割程度に、朝や夜の時間を活用

予定がつまっていると、こなすのに一生懸命になり、気が付くと体調を崩している…ということも少なくありません。暑い時期は、いつもの7割ぐらいの余裕あるスケジュールでの旅計画を心がけましょう。

朝や日が沈んだ夜など、涼しい時間を有効活用するのもおすすめ。時間をずらすことで、暑さも密も避けることができます。夏は、早朝や夜に施設を開放している観光地も多くあり、夜や早朝ならではの、いつもと違う雰囲気も味わえます。

世界遺産二条城のNAKED 夏まつり
世界遺産二条城では、NAKED 夏まつりを開催(写真は昨年のもの)
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宿は連泊を推奨!睡眠・食事はしっかりと

涼しい時間に観光し、日中は涼しい場所でゆっくりするためにも、宿は連泊が安心です。荷物を置いたまま身軽に観光ができ、好きなときに戻って、クーラーのきいた涼しい場所で体を休めることができます。

睡眠や食事は、しっかりとることを旅でも心がけましょう。食事からとる水分や塩分は意外と多く、食欲がないと偏った食事をしていると熱中症のリスクが高まります。

定食
お味噌汁なども熱中症予防に効果的
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持っておくと安心のマイボトル&塩飴

熱中症対策として行いたい「水分」と「塩分」の補給。私は、暑いときにはマイボトルに水やお茶をいれ、喉が渇いてなくても定期的に水分を補給し、塩分は手軽な「塩飴」を持ち歩くようにしています。

のどの渇きを感じてペットボトルを買おうと思っても、自販機が見つからない、お店がないということも。ちょっとした我慢が熱中症につながります。

マイボトルを持つ女性
マイボトルをもって細目に水分補給を(Ph/イメージマート)
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水分補給にはスポーツドリンクや経口保水液がよいのですが、気を付けなくてはいけないのは「ビール」。暑い中で飲むビールは最高ですが、熱中症対策の水分補給にはなりません。利尿作用があるため、かえって熱中症リスクが高まることがあるので注意をしましょう。

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