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豆乳でダイエット効果を得るために…「最適な飲み方」を管理栄養士が教える

飲みすぎは逆効果?1日200mlを習慣化することがカギ

では、カフェなどにある豆乳ラテなどの飲み物でも効果はあるのでしょうか?

「ダイエット効果があると思って飲んでいる人も多いと思いますが、カフェの豆乳入りドリンクは豆乳の量が少ないものも多いので一概には言えませんが、効果は期待しづらいでしょう」

飲みきりパックがおすすめ

市販のものを選ぶなら、おトクな大容量よりも飲み切りパックがおすすめ。

「大容量のパックもありますがつい飲みすぎてしまうので、飲みきりサイズのミニパックを選びましょう。大豆サポニンは、飲めば飲むほど効果が上がるわけではありませんし、低カロリーとはいえ飲みすぎれば太ります。太りにくい体質を作る近道は、1日200mlを継続することです」

紙パック
目安は1日200ml。買うときは飲み切りサイズを選ぼう(Ph/photoAC)
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よりダイエット効果を狙うなら、最近、増えている糖質を抑えた豆乳を選ぶのも手。

「また、大豆サポニンには肝臓機能を高める働きもあります。お酒を飲む、お酒は飲まなくてもから揚げやとんかつなど油っこい料理をよく食べる人は、飲食の前に摂り入れてみてはいかがでしょう」

小腹がすいたらまず豆乳を飲んで空腹を満たす。習慣化すれば、やせ効果が期待できそうです。

◆教えてくれたのは:管理栄養士・菊池真由子さん

管理栄養士・菊池真由子さん
管理栄養士・菊池真由子さん
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管理栄養士。健康運動指導士。NR・サプリメントアドバイザー。日本オンラインカウンセリング協会認定上級オンラインカウンセラー。大阪大学健康体育部(現・保健センター)、阪神タイガース、国立循環器病センター集団検診部(現・予防検診部)を経て、厚生労働省認定健康増進施設などで栄養アドバイザーを務める。ダイエットや生活習慣病の予防対策など、のべ1万人の栄養指導に携わる。新刊『食べて、やせる! おうちdeダイエット』(三笠書房・以下同)が2.5万部超えのヒット。10万部超えの『食べても食べても太らない法』などダイエットや美容に役立つ食事について解説した本がベストセラーに。https://www.diet-class.com/

取材・文/佐々木めぐみ

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