趣味・カルチャー

「卵巣がん疑い」で手術したオバ記者 入院中、頭から離れなかった「がん保険」のこと

おすすめの入院グッズは折り畳みの桶

それほどシャバッ気が抜けていたということよね。明日は退院という日になって4人部屋の自室の写真を撮ったら、たえず看護師さんにお世話されていた日々が急に愛しくなって、「このまま、あと2、3日入院していたいな~」なんて思わぬことを口走ったし。

オバ記者
入院最終日の朝食
写真8枚

なのに、最後の朝食を終え、朝9時半という退院の時間が見えたら、まあ、体が勝手に動く動く。あっという間に荷物をまとめてごらんの通りよ。

オバ記者
今回の入院で大活躍した折り畳み桶は写真中央
写真8枚

そうそう。もしこれから入院することがあったら、丸い折り畳みの桶を持っていくといいよ。これは海外旅行でバスタブにない安宿に泊まるときに欠かせないものなの。たいがいの病院もシャワーしかないから体が温まらない。そこで桶にお湯を溜めて足湯をつくるわけ。

同室に人にすすめたら、「ほかの人にも使うといいって言っていいですか?」って、大評判でした。

えっ? 「卵巣がんの疑い」の疑いは、がん保険は、どうなったかって? それは最終的な診断が出る次回にお伝えします。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
オバ記者ことライターの野原広子
写真8枚

1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

【321】「卵巣がん疑い」で手術した65歳オバ記者、検査漬けの日々で感じた病院にある”イライラの種”

【320】「卵巣がん疑い」65歳オバ記者がついに手術 手術室入り、麻酔から目を開けた瞬間、そして医師が告げたのは…

→オバ記者の過去の連載はコチラ

関連キーワード