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【やせおか】痩せテク4 水溶性の食物繊維を意識して選ぶ

シリーズ累計66万部を突破した「やせおかシリーズ」。著者の柳澤英子さん(50代)が1年で26kg減に成功し、リバウンドいっさいなしという点も話題のひとつ。

やせるおかず 作りおき: 著者50代、1年で26キロ減、リバウンドなし! (小学館実用シリーズ LADY BIRD)

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今回はシリーズ第一作目の『やせるおかず作りおき』から、柳澤さんが食物繊維を含む食材について説明。ダイエット中の食事に役立てて。

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食物繊維は、人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分。便の量を増やして便秘を防ぐ不溶性食物繊維の働きは、ご存じのとおりだと思います。

そこで、改めて注目したいのは、水溶性食物繊維。体内での消化吸収のスピードを遅くし、コレステロール値の正常化に役立つ働きは見逃せません。また、食物繊維の多いものを食べると、噛む回数が増えて唾液の分泌もよくなるため、満腹感を感じやすくなることも。これで、食べ過ぎ防止にもつながります。

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例えば、納豆には、水溶性、不溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。大豆のもつ不溶性食物繊維の特性と、発酵によるネバネバ成分の水溶性食物繊維の特性がうまく備わっているのです。ごはんにかけず、刻んだオクラやキムチなどと混ぜて単品のおかずにしましょう。

水溶性の食物繊維を含むのは?

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ワカメなどの海藻類や、オクラやニンニクなどに多く含まれている、 水に溶けやすい食物繊維です。消化吸収をゆるやかにして、血糖値 やコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。カロリーが高めだからと敬遠していたアボカドも積極的に食べて◎。

不溶性の食物繊維を含むのは?

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水に溶けにくい食物繊維で、水分を多く吸収して腸の運動を活発にし、便秘を防ぐ働きがあります。とり過ぎると便が硬くなったり便秘がちになることもあるので、ご注意を。ゴボウ、キノコ類、シソ、おからなどに多く含まれています。野菜のなかでは糖質が高めのゴボウですが、食物繊維を重視すればおすすめ食材です。

監修者:柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)

料理研究家。編集・ライターとして料理関連の雑誌やムック、書籍、広告の制作に携わるとともに、レシピの開発や提供など食全般に関わる。数々のダイエットに挑戦してはリバウンドをくり返したが、「食べてもやせる」ダイエットで劇的スリム化に成功。そのメソッドを説明した「やせるおかず 作りおき」は、累計56万部超の大ヒットシリーズに。近著に『全部レンチン! やせるおかず 作りおき』(小学館)

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