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65歳オバ記者、感染して初めてわかった「コロナの怖さ」と周囲に感染させてしまった自責の念

今も続く体の不調 ワクチンは2回目が最後だった

で、発症7日で自宅隔離をとかれたけど、ちょっと調子が良いからと外出すると、翌日とか翌々日に身体が沈み込みそうなダルさに襲われたり、なぜか鼻風邪の症状が出たりする。

たとえて言えば、向こうにトンネルの出口が見えていて、お、もう少しで抜け出せそうだぞ、と小走りになるとまたまた暗闇に戻されて、光が遠のいていく。

その繰り返しだ。

「で、ワクチンは何回打っていたの?」と、私の注射嫌いを知る友だちから聞かれたし、そういえばかかりつけ医にも「最終的に何回打ちましたか?」と聞かれたっけ。

私は一昨年の6月に2回目、ファイザーのワクチンを打ったのが最後だった。昨年の9月末に子宮と卵巣の全摘出手術をするため、大学病院に入院したときも、PCR検査は受けたけど、ワクチンを打てとは言われなかった。

もし、私がワクチンを5回きっちり打っていたらコロナにならなかったのか。

オバ記者
ワクチンを打った方がよかったのか…?初日の出を見たときはすでに体調に異変が
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注射が大嫌いな上、ワクチンの後遺症のニュースを聞いたりするとワクチンは2回でいいかなと思っていた私。だけど「絶対に感染しない」というなら、イヤ、リスクが少なくなるというなら5回、打つと思う。

そんな確約がないから、迷うんだけどね。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
オバ記者ことライターの野原広子
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1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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