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知らないと損する!神戸空港は「コスパ抜群」「ユニークな就航先」「大阪・京都へも便利」など魅力満載

例えばFDAで青森へ!1時間半のフライトでりんごが浮かぶ雪見温泉に大間のまぐろを堪能

最後に、FDAを使ったおすすめの旅先、青森を紹介します。神戸空港から1時間半のフライトで到着し、青森空港から青森市の中心地まではリムジンバスで35分。

青森駅近隣には、徒歩圏内にねぶたの家「ワ・ラッセ」、展望室や360度シアターが楽しめる「アスパム」、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」、青森のお土産屋レストランが入るA-FACTORYなど見どころも多くあり、ふらっとお出かけするのにももってこいです。

冬場は日の入りも早いが、青森駅近の一帯は暗くなってからも雰囲気がある
冬場は日の入りも早いが、青森駅近の一帯は暗くなってからも雰囲気がある
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ねぶたの家「ワ・ラッセ」は必見!
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公共交通機関はありませんが、「あおもり犬(奈良美智作)」で有名な青森県立美術館、三内丸山遺跡へも空港からは車で20分ほどです。■青森県観光協会 https://aomori-tourism.com/

青森空港からは、弘前方面へもリムジンバスが発着しています。所要時間は約50分。春には桜のトンネルが美しい弘前城、街中にはレトロ建築も多く女性におすすめです。今のシーズンなら、雪見の温泉を楽しむのはいかが? 弘前駅からJR奥羽線で約10分の大鰐温泉にあるにある「界 津軽」は、湯治場として栄えた良質な温泉と津軽の文化、青森の食を楽しめます。

内風呂は「こぎん刺し」がデザインにあしらわれ、湯船は青森県産ヒバを利用(界 津軽)
内風呂は「こぎん刺し」がデザインにあしらわれ、湯船は青森県産ヒバを利用(界 津軽)
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昨秋には露天風呂もオープン。かまくらをイメージして作ったという「かまくら露天風呂」は、湯船の先に水庭が広がり、雪景色の中には「津軽こぎん刺しデザイン」の灯篭が。毎年9月初旬頃~5月初旬頃までは、内風呂・露天風呂ともに地元の名産「りんご」が浮かび、甘い香りに包まれます。

かまくら露天風呂からの眺め。夜は明かりが灯り幻想的な景色が広がる(界 津軽)
かまくら露天風呂からの眺め(界 津軽)
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夜は明かりが灯り幻想的な景色が広がる(界 津軽)
夜は明かりが灯り幻想的な景色が広がる(界 津軽)
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秋冬の特別会席「大間のまぐろづくし」は、すべての料理に大間のマグロが使われており、満足度は120%。青森は地酒が美味で、青森の食文化を味わい尽くせます。

大間のまぐろには、ぜひ日本酒の飲み比べセットを(界 津軽)
大間のまぐろには、ぜひ日本酒の飲み比べセットを(界 津軽)
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ご当地楽として、毎晩、加山又造氏による津軽の風景を描いた壁面をバックに津軽三味線の演奏もあり迫力満点! 鑑賞後には津軽三味線の体験にも挑戦ができるなど、寒い冬も館内で青森県や津軽の魅力に触れ、旅先を楽しめます。

津軽三味線を聴くだけではなく、自分で触って体験できる(界 津軽)
津軽三味線を聴くだけではなく、自分で触って体験できる(界 津軽)
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観光素材が多い青森県。地図で見ると関西からは遠いですが、飛行機ならあっという間です。神戸空港と青森空港を結ぶ便は1日1往復のみですので、離発着時間を確認して旅計画をしてみてくださいね。

■界 津軽 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitsugaru/

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
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旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを務めた。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

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