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【大塚寧々 ネネノクラシ#44】わが家の花粉症事情 窓を開けられないし、洗濯物も干せない

花粉症がつらい!(Ph/網中健太)
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女優・大塚寧々さんが、日々の暮らしの中で感じたことを気ままにゆるっと綴る連載エッセイ「ネネノクラシ」。第44回は、寧々さん一家も悩まされているという「花粉症」について。

* * *
また花粉症の季節がやって来た。 夫も息子も母も、「クシャン! クシャン!」とくしゃみをして、涙目になりながら 「ああ~つらい」と言っている。モチ(トイプードル・女の子)も散歩の時に、時々「クシュン!」と可愛いくしゃみをしている。もちろん私もつらい。しかし、ここ数年は昔よりは随分マシになってきている。なぜだろう。

食事は私が作っているのだから夫と息子とあまりかわらないしなあ~。ただ私は梅干しとか納豆とか玄米は彼らよりも食べている。後は私の運動量が多いからか?

あ! 乳酸菌エキスと花粉発酵エキスは飲んでいるかも。夫と息子に勧めても彼らはあまり飲もうとしない。酸っぱいから苦手だそうだ。乳酸菌エキスと花粉発酵エキスを毎日飲むようになってから、私は腸の感じも良くなった気がする。乳酸菌すごい!

モチはうるうるした瞳で見つめてくる

犬が飲んでも大丈夫ならモチにも飲ませてあげたいくらいだ。モチは鼻がムズムズするのか、お散歩もあまり行きたがらない。家を出て10歩くらい進むと、すぐに「もう帰る~」と家に入ろうとする。

「モチ、少しは歩かないと運動不足になるよ!」と言いながら、仕方がないのでしばらく抱っこ して、モチが諦めた頃に歩かせる。それでも、モチは一目散に家の方に帰ろうとするので、私と夫は、右に曲がったり左に曲がった りして、少しでもお散歩しようと頑張る。時々モチは立ち止まり、うるうるした瞳でじっと私たちを見つめる。あまりにも可愛くて、結局そんなに歩かずに帰ってしまっている。

モチもつらそう(Ph/大塚寧々)
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困ることがけっこうある。私は朝起きたら窓を開けて朝の新鮮な空気を入れるのだが、花粉の時期は家族からすぐに 「もう窓閉めて~」といわれてしまう。花粉つらいものね…。

そして、洗濯物だ。洋服などは、部屋干しでいいとしても、困るのはシーツ類だ。乾くのに時間がかかる。乾燥機に入れて縮むのも嫌だしなあ~。

それから庭掃除! この季節は掃いても、掃いても花粉なのか土埃なのか黄砂なのかよくわからないが、すぐに汚れる。

外のタイルを掃除するのは結構大変なのだが、頻繁にしないとすぐに汚れる。この前は、階段を掃いて、それから水でゴシゴシ洗っていたら、あやうく階段から落ちそうになった。掃除して怪我するなんて嫌なので、もっと慎重になろう。そういえば最近は、よくひとりごとで慎重に!慎重に!ってつぶやいているなあ~。

とにかく、早く花粉症の時期が終わってほしい。

◆文・大塚寧々(おおつか・ねね)

1968年6月14日生まれ。東京都出身。日本大学藝術学部写真学科卒業。『HERO』、『Dr.コトー診療所』、『おっさんずラブ』など数々の話題作に出演。2002年、映画『笑う蛙』などで第24回ヨコハマ映画祭助演女優賞、第57回毎日映画コンクール主演女優賞受賞。写真、陶芸、書道などにも造詣が深い。夫は俳優の田辺誠一。一児の母。出演映画『Dr.コトー診療所現在』が公開中。

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