ファッション

絶対に痩せて見える!浴衣の選び方&着こなし術をきものスタイリストが解説

帯は”後ろ上がり前下がり”が正解

浴衣に巻いた帯
”後ろ上がり前下がり”に着た好例
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帯の位置を高くしすぎるのはNG。お尻の部分が“丸出し”になり太って見えるという。

「帯の前がちょっと下がっているほうが痩せて見えます。“後ろ上がり前下がり”という表現をしますが、背面の帯結びが高い位置にあり、脇から帯の前中心に向けて下がってくるように、帯のへそのあたりを持って帯をぐっと下げて前下にちょっとカーブした丸いラインを出したほうが痩せて見えるんです」

ネックレス感覚で帯を飾る

最近は浴衣を着るときも、着物のように帯の真ん中に帯留めや帯締めなどをするスタイルが定着している。

「浴衣の用途は元来湯上がり着や寝巻きなので、外に着ていくには案外生々しいものなんです。その生々しさを消すためにも、小物や髪飾りなどで少しおでかけの要素を増やしてあげると引き締まっていいですね。体の真ん中に横に細い線が入るほうが、メリハリがついて太って見えないというメリットもあります。ネックレスやイヤリング感覚で、帯の上に飾りをつける帯飾りもおすすめですよ」

ヘアスタイルにもひと工夫

ゆるふわヘアにした女性の頭の後ろ
こんなゆるふわヘアは◎。ヘアの土台が耳より下にこないように
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「ここしばらく“ゆるふわ”ヘアが流行っていますよね。着物や浴衣に限った話ではないのですが、頭の低い位置でゆるふわヘアをやると、太っておばさんっぽく見えるんです。トップはゆるふわでいいのですが、襟足だけはキュッとまとめるといいと思います。ヘアの土台のところが耳より下にこないように、少し上のほうをゴムできゅっと結ぶ感じがいいですね」

浴衣を着るときの気にすべきポイントがわかると、安心して浴衣を楽しむことができる。

「浴衣を何年も着ていなかった方も、一度手持ちのものを引っ張り出してみてください。浴衣は早いサイクルでトレンドがくるわけではないので、新しいものを買わなくても、帯と小物を買い足すだけで、今っぽく楽しむことができますよ」

きものスタイリスト・森由香利さん

森由香利さん
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Yukari Mori Kimono Studio主宰。広告、雑誌、書籍等を中心に、きもののスタイリング、着付け、監修に加え、きもの講座、着付け教室などを開催。『着物&ゆかたのヘアアレンジ』(主婦の友社刊)を監修。http://yukarimori.com/

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