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夏に使い切れなかった日焼け止め、まだ捨てないで!「実は使える」意外な活用法を節約のプロが指南

シールやステッカーをはがす

油分を含む日焼け止めの性質を使うことで、ビンや家具などに貼られたシールやステッカーをきれいにはがすこともできます。

はがしたいシールなどに日焼け止めを塗り、ラップやティッシュをかぶせて30分ほど放置。時間が経って、油分がしみ込んだシールを指でこすれば簡単にはがすことができます。日焼け止めを塗る前にシールなどをドライヤーで温めておくとさらに効果的です。

シールがたくさん貼ってあるいす
日焼け止めはシールはがしにも使える(Ph/photoAC)
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ただし、家具に貼られたシールなどに使う場合は、日焼け止めがシミになってしまう可能性もありますので、目立たないところで試してから行うのがおすすめです。

油性ペンを落とす

日焼け止めで、手についた油性ペンも落とせます。やり方は、落としたい油性ペンの跡に日焼け止めを塗りこむだけです。徐々にインクが溶けていきますので、ティッシュで拭き取り、手を洗いましょう。

靴クリーム代わり

油分が含まれている日焼け止めは、靴クリームの代用品として使うこともできます。靴クリーム同様に革靴に塗り込み、汚れを落とします。その後は、乾拭きするだけでOK。ただし、日焼け止めによっては変色してしまうものもあるので、目立たない部分で試したり、黒い靴など変色が目立ちにくいものに使用したりするのがおすすめです。

シルバー製品をきれいにする

実はシルバー製品のくすみ取りにも使えます。ティッシュやコットン、専用クロスなどに日焼け止めを付けてシルバー製品を磨き、最後にしっかりと乾拭きするだけ。ぬるぬる感が残る場合は、水洗いし、柔らかい布で水分をよく拭き取りましょう。

シルバーアクセを拭いている
シルバーアクセのお手入れにも使える日焼け止め(Ph/photoAC)
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吸盤を復活させる

吸着力が弱まってしまった吸盤の復活にも、日焼け止めが活躍します。吸盤に日焼け止めを塗り、ティッシュで拭き取れば、汚れが落ち、吸着力が復活。再びしっかりと付くようになってくれますよ。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/新藤まつり

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