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皇后雅子さま、秋の「柄物ファッション」をチェック 珍しいアニマル柄も上品な着こなしに

2018年11月、東京都内で開かれた第42回全国育樹祭にご出席の雅子さま
犬柄がアクセントになり、アクセサリーは控えめでも華やか(2018年11月17日、Ph/JMPA)
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寒さも感じられるようになってきて、見た目も素材も暖かい服が気になります。そこで、皇后雅子さまの秋ファッションをチェック。見た目にも暖かさの感じられるアニマル柄や幾何学柄などを取り入れたファッションをスタイリストの横山麻里さんとともに振り返ります。

コーディネート全体になじむような色使いの柄を選ぶと上品に

柄物を上品に着こなすコツを横山さんにうかがいました。

「全体のコーディネートになじむような色使いの柄をセレクトするとまとまり感のある上品な着こなしになります。柄アイテムは、1点投入するだけで、華やかになります。特に、顔周りに柄物を取り入れると、明るい印象になります。大柄すぎてしまうとカジュアル度が高くなるので、小柄を選ぶと上品な着こなしになります」(横山さん・以下同)

水彩タッチの柄物スカーフを大きめリボンに結んで女性らしさをプラス

雅子さまが長年ご愛用の胸元のカットが印象的なロイヤルブルーのスーツ。1996年10月、「全国育樹祭」に出席された際は、白地にスーツと同じロイヤルブルーの水彩タッチのスカーフをリボンに結ばれていました。

1996年10月、「全国育樹祭」に出席された雅子さま
水彩タッチのスカーフをボリューム感のあるリボン結びに(1996年10月、Ph/JMPA)
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「首元に柄物のスカーフを取り入れることで、とても華やかな印象に。雅子さまが何度もお召しになっている胸元のカットが印象的なロイヤルブルーのスーツも、いつもとは違う雰囲気で、とても新鮮です。首元の抜け感はなくとも、水彩タッチな柄や白ベースなスカーフで軽やかで清らかな雰囲気になっています。大きめのリボンを結ぶことで、小顔効果もあり、女性らしい雰囲気です」

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鮮やかブルーのワンピースは同色の柄で大人っぽさをキープ

1996年9月、サントリーホールにてオランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日コンサートを鑑賞された雅子さま。ロイヤルブルーの柄物ワンピが素敵でした。

1996年9月、サントリーホールにてオランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日コンサートを鑑賞された雅子さまと天皇陛下
胸元のギャザーデザインが目を引く(1996年9月26日、Ph/JMPA)
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1996年9月、サントリーホールにてオランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日コンサートを鑑賞された雅子さま
やや後ろめに巻かれたボウタイがおしゃれ(1996年9月26日、Ph/JMPA)
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「総柄のワンピースは、柄と地の色が同色なので、派手さも抑えられ、落ち着いた印象です。とろみのある素材感は、光沢感が生まれ、より華やかな雰囲気。ブルーにパールのアクセサリーを合わせることで、アクセサリーがしっかりと目立ち、エレガントかつ女性らしさがプラスされています」

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チェック柄パンツにとスカーフを同系色にしてまとまりよく

1997年12月の雅子さま34歳の誕生日に合わせて公開された写真は、そのひと月前の11月に栃木県塩谷郡高根沢町・御料牧場にて撮影。雅子さまは、ブラウン系のチェック柄パンツと柄物のスカーフを合わせたカジュアルコーデでした。

栃木県塩谷郡高根沢町・御料牧場にて過ごされた天皇皇后両陛下
お二人そろっておしゃれなカジュアルスタイル(1997年11月19日、Ph/宮内庁提供)
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「2つの柄を合わせたおしゃれ上級者の着こなし。柄物の色味をブラウン系でまとめたことや、小柄同士を合わせたことがポイントになっています。赤とブラウンの相性はよく、季節感もばっちり合います。襟元に白シャツをのぞかせることで、抜け感もプラス。カジュアルな着こなしの中にも、スカーフやゴールドのアクセサリーのツヤ感や、ヘアアクセサリーでクラシカルな雰囲気もプラスされ、上品な大人のカジュアルスタイルになっています」

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