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冬こそ電気ケトルが活躍!「お湯漏れ」「転倒」…リスクを最小限に抑える使い方&安全性の高い最新アイテムの選び方

ステンレスと黒の電気ケトル
冬に活躍の電気ケトル、「お湯漏れ」「転倒」を最小限に抑える使い方は?(Ph/イメージマート)
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温かい飲み物が恋しくなるこの時期。手軽にお湯を沸かせる電気ケトルの登場が増えてきた家庭も多いでしょう。ただ、気をつけたいのが、電気ケトルの転倒などによる事故。家電ライターの田中真紀子さんは、今はお湯漏れ防止機能などで倒れても事故に直結しにくい安心・安全設計の電気ケトルが増えてきていると言います。どんな条件があると「安心・安全」と言えるのでしょうか? 詳しく教えてもらいました。

この冬気をつけたい電気ケトルのやけど事故

消費者庁によると、2010年12月から2017年10月までに医療機関ネットワークに寄せられた子供の炊飯器や電気ケトルなどのやけど事故に関する情報は計375件。特に電気ケトルは倒れてお湯をかぶった際のやけどの被害が大きく、注意喚起されています。

タイガー魔法瓶 『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』の注ぎ口に手を当てている様子
タイガー魔法瓶『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』は、蒸気を外に出さない蒸気レス
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本体の転倒や蒸気によるやけどに注意

前出・田中さんも、次のように注意を促します。

タイガー魔法瓶『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』がテーブルの上に倒れている
タイガー魔法瓶『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』には、転倒お湯もれ防止機能がある
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「電気ケトルが日本で広まり始めたのは、ティファールの電気ケトルが2001年に日本に上陸したのがきっかけです。『あっ!という間にすぐに沸く』というキャッチフレーズで、まさにあっという間に普及していきました。一方、便利ながら熱湯を取り扱うこともあり、使用するには多くの注意が必要になります。

もっとも注意したいのは、ケトル本体の転倒です。万一沸騰した湯が入っていた場合、熱湯がこぼれてやけどをする危険があります。また蒸気に手や顔を近づけてもやけどすることがありますので要注意です」(田中さん・以下同)

電気ケトルに水以外の液体は入れない

ケトル本体の転倒以外にも、リスクはあります。

象印マホービン『電気ケトルCK-AX08』の蓋と注ぎ口
象印マホービン『電気ケトルCK-AX08』は蒸気レス構造
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「湯沸かし中に水を足したり、満水表示以上に水を入れたりすると熱湯が飛び散る場合がありますし、お茶や牛乳などを入れると、やはり沸いた時に噴き出ることがありますので、水以外は入れられません。

機器の故障につながるのは、電気ケトル本体の丸洗い。電気ケトルには電源プレートと通電する接続部分があるため、水濡れすると故障の原因になります。当然、電気ケトルでラーメンを作るなどの調理もNGです。

近年は、本体が丸洗いできるウォッシャブルタイプ、紅茶やお茶が入れられる茶こしつき、調理ができるマルチタイプも登場していますが、こうした機能について言及がない限り、上記に留意しましょう」

安心安全な電気ケトルの見分け方は?

では、事故を防ぐために、どのような電気ケトル・ポットを選ぶとよいのでしょうか?

タイガー魔法瓶 『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』の取っ手を持ちそこをもう片方の手で支えている手元
タイガー魔法瓶 『蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCK-A081』は、本体二重構造
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「まずはSマークの認証を受けたものを選ぶといいでしょう。Sマークとは、電気用品安全法を補完し、電気製品の安全性を担保する第三者認証制度で、転倒流水試験によってお湯漏れ防止構造であると認められた製品が認証されるものです。

ほかにも給湯ロックボタンがあるもの、蒸気が少ない、または出ないものなら、万一のときのやけどのリスクを減らせます。ほか沸騰しても本体が熱くならない本体二重構造や、空だきによる故障を防ぐ空だき防止構造、沸騰したら自動で電源が切れる自動通電オフ機能があると安心です」

中でも安全性が高いといえる電気ケトルは、次の2点だと言います。

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