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66歳オバ記者がアイドルに「愛され力」を学ぶ 「“ラスボスおばさん”からクレームきたらどう対応する?」に現役アイドルの答えは?

アイドルだったらどうしますか?

で、私が驚いたのはこの後よ。「こういう時、アイドルだったらどうしますか?」という投げかけに彩ちゃんは、一瞬のためらいもなく、「『いちばん怖い顔をしているのはたぶん職人のMさんだと思いますけど、Mさんは2人のお子さんのお父さんなんですよ』と言ったらどうですか?」だって。

その後も建設業の人が考えつかないアイドルのトーク力が続いて、すっかり感心してしまった私。つい本気出してしまい、「はーい、質問」と手を上げた。そして、「あのね。男のクレームなんて生ぬるいんだって。ラスボスおばさんのクレームはそんなもんじゃ済まないわよ。さあ、どう返すのよ」と、ぶっ込みました。

オバ記者
オバ記者のぶっ込んだ質問にも笑顔で返してくれた彩ちゃん
写真6枚

すると建設業界の若者はたちまち顔色を失い、会話がまとまらなくなって、日頃どれだけクレームおばさんにやられているのかと思ったら、ちょっと気の毒になっちゃった。さぁ、彩ちゃんはどうする!

「わあ。どうしよう。私の売りは毎日の生配信、連続2000日超えとか、泥臭く頑張っていますアピールなので、それを強調します。『こう見えて私も大変なんっすよ』と言って。おばさまは本音で話すと、すごく優しくしてくれますよ」って、いやいや、たいしたもんだわ。私だってこんな可愛い娘にふところに入られたら、なーんもいえませんもの。

あ〜あ、これから私も愛されるオバを目指して、トーク力を磨こうかしら。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
写真6枚

1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

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