スキンケア

9つの穴の乾燥は体調不良のサイン。うるおして不調を撃退!

口のケア

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オイルうがいで唾液が出やすくなる!(写真/アフロ)
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朝起きてうがいをすると、寝ている間に繁殖した雑菌が外に出て、唾液も自然に分泌され、一石二鳥。この時のうがいを、水ではなくセサミオイルでやるとより効果的。

やり方は、セサミオイル10~20ccを口に含み、クチュクチュと3分くらい口腔内粘膜に当てるように転がすだけ。

「口の中に唾液が自然にわいてきます」

オイルはティッシュに吐き出し、その後、気になるようなら、ぬるま湯でうがいを。

「唾液には殺菌作用のほか、食べものを消化する働きがあります。ですから、口の中がうるおうと、胃腸の負担も軽くなるのです」

鼻のケア

「1日1回は鼻をかんでみて、分泌物が出れば問題ありませんが、ない場合はかなり乾燥している証拠」

炎症もないのに乾いているなら、セサミオイルを綿棒にたっぷり(約5cc)つけ鼻の穴の中に塗ろう。清潔な指で塗ってもOK。その後、頭を大きく後ろにそらせ、鼻の奥までオイルをしみわたらせるのがポイントだ。口の中までオイルがたれてきたら吐き出して。

「乾きすぎて鼻の中が不快な場合は、オイルケアに加え、米のとぎ汁を80℃くらいに温め、その蒸気を片方ずつ鼻に通すことをおすすめします」

鼻の中がうるおい老廃物が排出しやすくなると、鼻が通り頭もスッキリしてくる。

目のケア

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ローズウオーターや蒸しタオルで温めて(写真/アフロ)
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「目に熱がこもっていると目が乾き、いわゆるドライアイになります」

目の熱を取るには、クールダウン効果のあるローズウオーターをコットンにたっぷりしみこませ、10分以上まぶたの上に置くとよい。ローズウオーターは市販されているが、入手できなければ、タオルを濡らし、かたく絞って電子レンジで温めた「蒸しタオル」をのせてもいい。

「蒸しタオルにはクールダウン効果がありませんが、目の疲れを取ってくれます。ラベンダーのアロマオイルをタオルに含ませればリラックス効果がアップ。どちらの方法でも目の疲れが取れて、寝つきがよくなります」

耳のケア

耳は、自律神経の働きにかかわる重要な穴。つまり、自律神経の乱れを改善するには、耳のケアも欠かせない。耳全体の血流がよくなると、脳の働きも活性化し、難聴予防にもなるという。

ケアの方法はまず、セサミオイル(スイートアーモンドオイルなどでも可)を5cc程度、両手のひらにつけてオイルをのばし、耳の付け根、耳の後ろ、耳全体を2~3分マッサージする。耳全体を軽く引っ張るのもおすすめ。

次に忘れてはいけないのが、耳の穴の周辺。小指にオイルをつけて、穴の周辺にもオイルを塗り込む。べたつきが気になる場合は、ティッシュなどで拭きとってもいい。

膣のケア

腟のケアは入浴して体を清潔にし、体を温めてから行う。

腟の入り口周辺や肛門の周りに直接オイルを塗るのが理想だが、毛羽立ちの少ないコットンに、人肌程度に温めたセサミオイル5cc程度をしみ込ませ、会陰に当てておくだけでも効果がある。

この場合、下着にオイルがしみないよう、コットンの下にティッシュを数枚当てておくといい。日中に行うとずれるので、就寝時がおすすめ。

「閉経後はより乾きやすいのでしっかりケアを。入浴後、体が温かいうちに陰部全体と指を清潔にしたうえで、オイルをつけた指をそーっと入れ、腟をギュッと締める運動をすると、いい刺激になります」

※女性セブン2017年10月26日号

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