スキンケア

上手に食べて、美肌に。アンチエイジングにつながる「食習慣」7つ

代謝が落ちる夏は特に糖質をため込みやすい。夏太りによるボディラインの崩れを改善し、美肌に導くには?

wateishoku
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食欲の秋を前にダイエットや健康にもよく、若返りにも有効な糖質制限にプラスしたい食生活を学ぼう。そこで、見直すべき食習慣について、専門家に聞いた。

Q 糖質の摂りすぎ、お肌には影響ない?
A 影響あり

「炭水化物と油脂は美容の敵。糖質過多で糖化が進むと、肌が黄ばんでくすみ、ハリや弾力が失われり、肌老化が進みます」(長期療養病床 田中病院院長・田中優子さん)
「意識して摂取したいのが緑黄色野菜。肌老化を進める活性酸素を分解し、肌老化の予防に役立ちます」(TI CLINIC院長・田原一郎さん)

Q 朝ごはんを抜くのと、睡眠を削っても食べるの、どちらがいい?
A 朝ごはんを食べる

「脳の体内時計をリセットするのが朝日なら、内臓にも存在している体内時計のスイッチを入れるのは朝ごはん。きちんと朝ごはんを食べると、体が目覚めて内臓が活発に動き、1日の代謝量も上がります」(予防医療コンサルタント・細川モモさん)

Q 家事を終わらせてからごはんと、ごはんを食べてから家事、どちらがオススメ?
A  ごはんを食べてから、家事を20分以上するとよい

「日常生活の中で、あまり動かない人が立っている時間を2時間増やすと、インスリンの働きが3割アップします。とくに血糖値が上昇する食後に食器洗いや洗濯物干し、掃除機かけなど、立って行う家事をすると、血糖値が抑えられてダイエットにつながります。食後15分の散歩に犬を連れて行くと、負荷がかかっていいですよ」(細川さん)

Q DHAやEPAが豊富な青背の魚。美容にいい食べ方は、刺身? 煮魚?
A 刺身

「いわし、さんまなどに豊富なDHA、EPAは、体内で合成できないオメガ3脂肪酸の仲間で、視力や脳機能を強化する働きがあります。でも熱に弱いため、刺身で食べるのが◎。煮たり焼いたりすると15%、油で揚げると50%も損失してしまいます」(細川さん)。

Q 朝ごはんに食べるのなら、和定食(白飯+干物)と洋食(野菜サラダがメイン)、どちらがお肌にいい?
A 和定食

「加齢とともに落ちやすい筋肉は、良質なたんぱく質を毎食食べれば落ちにくくなります。5大たんぱく質(肉・魚・卵・大豆・乳製品)のどれかとともに、食べましょう。量は片手ひと盛りくらいが目安です。朝はもちろん、毎食後に摂ると筋肉の減少を最小限に抑えることができますよ」(細川さん)

Q 紫外線を浴びると活性化するといわれるビタミンD。食事からは摂れないの?
A 食事からでも摂ることができる

「ビタミンDは魚介類、卵、きのこなどに含まれています。食後に15~30分間日光浴をすると、ビタミンDが活性型ビタミンD3に変わり、健康効果が高まります」(細川さん)

Q 汗をかく暑い日は代謝がいいはず。多めに食べても大丈夫?
A 危険

「気温が高い夏は、体温維持にエネルギーをあえて使わないため、もっとも代謝が下がる。しかも、口当たりのいいそうめんやアイスクリームといった糖質の食事に偏りがちに。そんな時は、糖代謝を促すビタミンB1が豊富な豚肉などがオススメ。このビタミンB1は消耗が激しいため汗と一緒に排出されてしまう性質がある。積極的な摂取を心がければ疲労回復効果も」(田原さん)

※女性セブン2015年9月17日号

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