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”野菜の王様”ケールは飲むより食べるべし!美肌を育む「ケールのコールスロー」【市橋有里の美レシピ】

新年度を迎えるこの時期は、環境の変化があってもなくても、生活スタイルや習慣などの見直しやアップデートをするのに適したタイミング。また、夏に向けて「美容を強化したい!」と思っている人も多いのでは?

市橋有里がレシピ考案した「ケールのコールスロー」
写真12枚

そこで、「マラソン界のシンデレラ」と呼ばれた最強美人ランナー市橋有里(いちはし・あり)さんに、腸内環境を整え、デトックスを促し、美肌へと導く栄養がたっぷり詰まったヘルシーレシピを直撃!

そろそろ紫外線も気になるし、美白やアンチエイジングに効果的な栄養をしっかりチャージしたいライターFが徹底レポートします!

見た目で気分も上がるカラフルコールスロー

――彩り鮮やかなコールスローですね!

市橋有里がレシピ考案した「ケールのコールスロー」
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有里:見るからにキレイになれそうだと思いませんか? 春先は春キャベツで楽しむのがおすすめですが、これからの季節は、彩りだけでなくアンチエイジング効果もプラスできる紫キャベツがおすすめです。

――なるほど。ケールを使うのも新鮮ですね。

有里:ケールを加えると、栄養価をぐっと高めてくれるのはもちろん、ぼんやりしがちなコールスローの味がしまって、おいしくなるんですよ。

――コールスローのイメージが変わりそう! 楽しみです!

《材料》(2〜3人分)※調理時間目安10分

市橋有里がレシピ考案した「ケールのコールスロー」材料
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ケール…2枚 紫キャベツ…1/8個 にんじん…1本 ヨーグルト…大さじ1 マヨネーズ…大さじ3 砂糖…大さじ1.5 酢…大さじ1 塩、こしょう…適量

《作り方》

【1】 にんじんは皮をむき千切りに、紫キャベツも千切りにしておく。ケールは葉の部分をちぎって、ざっくりと切っておく。

【2】 ボウル(またはビニール袋)に【1】を入れ、調味料をすべて加えてよく混ぜる。

市橋有里がレシピ考案した「ケールのコールスロー」
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【3】 塩、こしょうで味を調えたら、器に盛り付けてできあがり。

苦いイメージのケール…おいしく食べる方法も

――確かに、ケールの苦味がいいアクセントになっていて、とてもおいしいですね!

ケール
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有里:そうでしょう。「青汁」「苦い」というイメージをもたれやすいケールですが、おいしく食べられるレシピはたくさんあります。スムージーなどで手軽にとることもできますが、私は断然食べるのがおすすめです!

――それはなぜですか? 体を冷やしてしまうから?

有里:それもありますが、スムージーのような流動食は咀嚼の必要がないため、唾液が分泌されにくく、固形物よりも消化吸収がされにくいと言われています。

――それは意外でした! せっかくケールをとるなら、栄養をしっかり吸収したいですね。

ケール
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有里:そうですよね。他に、スムージーのようなものを頻繁に摂取すると、胃腸が本来もっている機能を低下させてしまうというデメリットも。

もちろん、スムージーならではのメリットもありますし、胃腸を休めたいときなどには有効ですが、普段の食事で摂りにくい栄養はサプリやスムージーで補えばいいと安易に考えるのではなく、おいしく食べる工夫をしてほしいなと思います。

――耳が痛いですが、これから少しずつ意識を変えていきたいと思います!

有里:ケールには、カルシウムや葉酸の他、デトックスに役立つカリウムや食物繊維、強い抗酸化力をもち、アンチエイジングに効果的なビタミンACEなどが豊富に含まれていて、ダイエットや美白、シミ・シワ防止などの効果が期待できる、美容の強い味方。無理なく楽しんで食卓に取り入れていきましょう!

――はい! さっそくこのコールスローをわが家の常備菜に加えたいと思います。

有里:それはステキですね。私は現役の頃からコールスローが好きで、わが家でもこれは作り置きメニューの定番です。ケールは花粉症の症状緩和にも効果があるといわれていますので、長引く花粉の症状に悩まされているかたにも、ぜひ!