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資産2億円の節約のプロが財布内のお札を種類別に分け向きをそろえるワケ

並べた1万円札、5000円札、1000円札
マネーの専門家がやっているお金のゲン担ぎとは?(Ph/photoAC)
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40代で2億円の資産を築いた生活コスト削減コンサルタントの生方正さんに話を聞くと、お金が貯まるゲン担ぎは縁起がいいというだけでなく、財布の合理的な使い方ともいえるそうです。使っているうちにレシートなどがかさばり、散らかっていく財布の中をきれいに整頓する方法を教えてもらいましょう。

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億万長者がすすめる日々の財布の習慣

財布の中に入っているものを日常的に確認することで、合理的にお金を使うことができます。私が実践している、お札に関する2つのテクニックをご紹介します。

お札を種類別に分け、向きをそろえる

お札は金種ごとに分け、肖像画の向きをそろえて財布にしまいましょう。金運アップ目的でやっている人もいるかもしれませんが、これには合理的な理由があります。

財布の中のお札を取り出している
お札の向きや並び方を揃えるメリットとは?(Ph/photoAC)
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まず、金種や向きをそろえることで、財布の中に入っている金額が一目で分かりますよね。するとお札をスムーズに取り出すことができるので、お店での会計時間を短くして後ろの人に迷惑をかけることを避け、不要なプレッシャーを感じなくて済みます。

つまり、お店側にとってもありがたい習慣です。自分だけでなく多くの人の時間を短縮でき、自分自身の時間の節約につながります。

金額が少ない順番で財布のお札を整頓する

私は内側から1000円札→5000円札→1万円札の順に、財布に入れています。逆の順番だと、一番サイズが大きい紙幣である1万円札により他の紙幣が隠れてしまい、他の紙幣がどのくらい入っているかひと目で把握しづらいからです。

レシートで膨んだ財布
使いやすい財布になるようにこまめに整頓を(Ph/photoAC)
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1万円札が手前にあると、会計時に1万円札の奥に隠れた他の紙幣を出しづらくなり、手前の1万円札で支払いがちになるので、受け取ったお釣りで財布の中がすぐふくらんでしまいます。なので、高額紙幣は奥にしまうのがベストです。

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