ファッション

Tシャツの“部屋着見え”を解決!アラフィフのためのTシャツの選び方と着こなしの鉄則

ブラウジングと袖のロールアップでスタイルアップ

夏場は上着を着る機会が少なく、上着で体のラインが隠すことはできないため、Tシャツを着るとお腹や腕などのお肉が気になるという声も。スタイルよく見せるTシャツの着こなし方はあるのでしょうか。

「スタイルよく見える着こなし方にタックインがありますが、Tシャツではタックインはうまくできないのでブラウジングがおすすめです。

ブラウジングはTシャツやブラウスなどのウエスト部分を締め、ウエスト上部を膨らませた感じにすることで、タックインしにくいトップスにおすすめのスタイルアップ法。上半身がコンパクトになり、ボトムスとの対比で細見え効果抜群です。

やり方は簡単。Tシャツをボトムスの中にたるみがないようにすべて入れ込んでから、両腕をあげてバンザイします。ゆっくりと腕を戻すと、自然にTシャツの生地が出てきて、腰回りの生地を均等にたるませることができますよ。

もうひとつのテクニックが、袖のロールアップ。ぬけ感が出て、腕が細く見える効果があります。

Tシャツの大きさにもよりますが、袖を少し斜めのラインができるように折ってから、同じ幅でもう一度折ります。折り返した部分がヨレヨレにならないように、しっかりと折るのがポイント。

ロールアップすることで、斜めのラインが生まれ腕がすっきりした印象になりますよ」

◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
パーソナルスタイリストの杉山律子さん(Ph/黒石あみ)
写真3枚

一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。顔立ちや体型、内面からのぞく雰囲気に合わせた「一番、素敵に見えるスタイル」の提案に定評がある。著書に『手持ちの服でなんとかなります』(サンマーク出版)などがある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719

取材・文/青山貴子

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