ファッション

夏のおしゃれはサンダルが決め手!老けて見えない選び方をスタイリストが指南

サンダルはフラットなものでOK!ジャストサイズが歩きやすく見た目も◎

アラフィフになるとヒールの高い靴は敬遠してしまうという人も増えてきますが、サンダルのヒールはどれくらいの高さを選ぶべきでしょうか? 近年のトレンドではほぼフラットなタイプが主流で、ラクなはき心地のものも多数登場しています。

「サンダルはペタンコでもOK。高くても2~3cm程度がいいでしょう。ヒールの高いサンダルは、古くさい印象になるので気をつけましょう。

サンダルはサイズ選びも大切。サイズが合っていないと歩きづらく、見た目もよくないのでジャストサイズを選びましょう。また、かかと部分が余ってしまうと格好悪いので、悩んだら気持ち小さめを選んで。

実際に履いてみてホールド力があるかどうかも確かめます。足首にストラップがあるとホールド力はアップしますが、ストラップは主張が少ないデザインがベターです」

色は迷わず黒をチョイス どんな服にも合い、足元を引き締める効果も

ショップに並んだ色とりどりのサンダルを眺めていると、ついきれいな色を手に取ってしまいがちですが、杉山さんのイチオシは黒。

「まずは黒をチョイス。黒なら合わない色がありません。肌の露出面積が大きい分、黒のようにパキッとした色を持ってきた方が肌とのメリハリがつき、足元を引き締める効果がありますよ」

アラフィフのおしゃれに無理な若作りは禁物。杉山さんのアドバイスをもとに大人に似合うデザインを取り入れて、今夏は足元からアップデートしてみましょう!

◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
パーソナルスタイリストの杉山律子さん(Ph/黒石あみ)
写真3枚

一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。顔立ちや体型、内面からのぞく雰囲気に合わせた「一番、素敵に見えるスタイル」の提案に定評がある。著書に『手持ちの服でなんとかなります』(サンマーク出版)などがある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719

取材・文/青山貴子

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