スキンケア

気になる目のクマ、なぜできる? 3タイプ別「とるべき食材」を皮膚科医が解説

目の下のクマには漢方によるケアもおすすめ

クマがなかなか改善しない場合、漢方で体の内側から整えるのもおすすめです。

クマの改善には、血流を改善して肌に栄養を届けることで色素沈着やくすみを改善する作用や、水分の巡りを改善して目の下の肌にハリや潤いをもたらす作用を持つ漢方薬を選びます。

いろいろな生薬
目の下のクマが気になるときにおすすめの漢方
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目の下のクマにおすすめの漢方薬2つ

・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

比較的体力があり、下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどがある人の、にきび、シミ、手足の荒れ、月経不順、血の道症(月経時、更年期、産後などの女性に見られる頭痛、めまい、のぼせ、肩こり、疲労感、月経異常などの諸症状)に効果的です。

全身の組織に栄養を供給する「血(けつ)」の巡りが悪いと、肌のシミ、色素沈着、肌荒れなどが起こりやすくなります。桂枝茯苓丸加薏苡仁は「血」の巡りをよくするので、血行改善、シミや色素沈着の改善の効果が期待できます。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

体力虚弱で冷え性、貧血の傾向があり、疲れやすい人に処方します。下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などがある人の月経不順、更年期障害、めまい、立ち眩み、頭重、肩こり、冷え性、むくみ、シミに効果的な漢方薬です。

当帰芍薬散は「血」の量が少なくなっているときに「血」を補充するとともに、「血」の巡りを改善させます。血行やシミ、色素沈着、むくみの改善効果が期待できます。

→当帰芍薬散について詳しく知る

漢方を服用する際の注意点

なお、漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こる場合もあります。自分に合う漢方薬を見つけるためにも、服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。

◆教えてくれたのは:皮膚科医・金城里美さん

皮膚科医の金城里美さん
皮膚科医の金城里美さん
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かねしろ・さとみ。皮膚科医。薬剤師。東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。
現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。今までの経験をいかし 、「あんしん漢方」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/)などで情報発信している。

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