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「星のや東京」松茸や和栗など”秋の旬”を愉しむアフタヌーンティー!江戸文化を代表する茶の湯の茶事を現代流に表現

『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
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各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、松茸や和栗といった旬を味わい、秋の移ろいを愉しむ『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』が9月1日~11月30日の期間に提供されます。

イギリス式とは一味異なるアフタヌーンティー

「夢中になる休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、 訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。

「星のや東京」は、現代にあわせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成され、日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしが提供されています。

「星のや東京」
「星のや東京」のスタイリッシュな外観
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そんな幕府を支えた名門・酒井家の上屋敷跡に建つ「星のや東京」では、この土地の歴史や文化を織り交ぜたおもてなしで、優雅なひとときを過ごして欲しいという思いから、昨春よりアフタヌーンティーの提供を開始。

武士の嗜みであった茶の湯の茶事(茶の湯において、日本酒と点心<または懐石>、濃茶と主菓子、薄茶と干菓子の順でもてなす正式な茶会)に倣って、点心にあたる押し寿司や、主菓子と干菓子にあたるミニャルディーズが味わえる同アフタヌーンティー。

「日本の食材とフレンチの技法の融合」という「星のや東京」独自のコース料理『Nippon キュイジーヌ』の流れを汲んでいることや、 イギリス式のアフタヌーンティーとは一味異なることなどに対して多くの反響を受け、今年も提供に至ることになったそう。

今秋は、順に食べ進めることで、秋の移ろいを感じられる仕立て。ペアリングの妙を堪能しながら、和の心を体感できる優雅なひとときが過ごせます。

発酵食品とフレンチの融合を楽しめる『Nippon キュイジーヌ ~発酵~』

2020年8月に提供を開始した『Nippon キュイジーヌ ~発酵~』は、免疫力を高めるのに効果的といわれる発酵食品とフレンチの融合を楽しめるコース料理です。発酵や熟成によって栄養価や旨味が増した食品を、旬の食材や日本各地の珍しい食材と組み合わせ、フレンチの技法を用いて調理することで、食材の魅力を引き出し、新たな味わいを生み出しています。

特徴

【1】食べ進めるごとに深まる秋

点心から干菓子にかけて食べ進めることで、秋の移ろいを感じられる仕立てです。点心では夏の終わりから初秋を、主菓子では秋の盛りを、干菓子では晩秋と冬の気配を、それぞれ食材や調理法で表現しています。名残の茄子と走りの穴子が4層に重なり合う「焼き茄子と穴子のテリーヌ」や、旬の無花果を使ったクリームをシュー生地に忍ばせた「無花果のルリジューズ」など、初秋から晩秋の味覚を、移ろう季節を感じながら味わうことができます。

『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
食べ進めるごとに深まる秋を感じられる
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点心:焼き茄子と穴子のテリーヌ(大徳寺納豆)、炙り〆秋刀魚と松茸ご飯(秋刀魚魚醤)、烏賊とトマト酢飯(いしる)、サーモンと枝豆ご飯(塩麹)

主菓子:梨とミルクのムース(レリボ)、さつま芋のスイートポテト(和紅茶)、南瓜パイ(発酵バター)、 無花果のルリジューズ(ゆず酢)、和栗のモンブラン(甘酒)

干菓子:生姜と金柑ムース(発酵生姜)、牛蒡のガトーショコラ(チョコレート)、文旦のマカロン(発酵レモン)、柿とホワイトチョコレート(こうじ蜜)、タルトタタン(リンゴ酢)

『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
干菓子
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※括弧内がそれぞれに使用している発酵食品。

【2】専属のスタッフが提供するペアリングの妙

点心、主菓子、干菓子とそれぞれに合わせたペアリングを提供します。点心にあたる押し寿司には、洋梨とスパークリング日本酒のカクテルを合わせます。

『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
専属のスタッフが提供するペアリング
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主菓子に合わせるのは、茶事のメイン・濃茶と同じように分け合って 楽しめるフレンチプレスで淹れたオリジナルコーヒーです。スペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」(代表大塚朝之氏)の協力の元、このアフタヌーンティーのために、豆や焙煎度合いを選定しています。お干菓子は、香ばしい薪火(まきび)晩茶と一緒に味わいます。

【3】玉虫色に輝くオリジナルの重箱

濃茶の菓子器には、古くから縁高のお重が使われてきました。本アフタヌーンティーは、玉虫細工を施したオリジナルの重箱で提供されます。

漆塗りのお重には、1mm四方にカットされた玉虫の羽が散りばめられ、目を奪われるほどの輝きを放ちます。玉虫細工は、古代の日本建築を知る上で重要な遺品である法隆寺の玉虫厨子(たまむしのずし)にも使われ、推古天皇の御物 (ぎょぶつ)と言われてきました。約1300年もの時を越えて人々を魅了する玉虫の羽をあしらったこだわりの重箱を前に、優雅なひとときを過ごせます。

『Nippon キュイ ジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
玉虫色に輝くオリジナルの重箱で楽しめる
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【DATA】

星のや東京『Nippon キュイジーヌ 錦秋アフタヌーンティー』
場所:星のや東京2階畳の間
期間:9月1日~11月30日
開始時間:14時
定員:1日1組(2名)
料金:1名1万2000円(税・サービス料込)※宿泊料別
含まれるもの:押し寿司、ミニャルディーズ、落雁、洋梨とスパークリング日本酒のカクテル、オリジナルブレンドコーヒー、薪火晩茶
予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/tokyo/)にて3日前までに要予約
対象者:星のや東京宿泊者
備考:状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合あり

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